為替ー米ドルは経済指標・貿易問題を受け下落

Investing.com  |  著者 

発行済 2018年09月14日 18:20

米ドルインデックスは金曜日、下落した。これはインフレ指標が予想よりも弱かったことを受け、投資形は連邦準備制度理事会(FRB)は利上げをスローダウンするのではないかと心配したためだ。

米ドルインデックスは、日本時間18時19分において0.06%減で94.47ドルとなっている。

木曜日に発表された米国の8月消費者物価指数は0.2%上昇したが、0.3%の予測を上回ることはできなかった。

消費者物価指数を先駆けて、8月の生産者物価指数は 0.1%減少した。2つの指数はFRBによる利上げ方針を和らげる可能性がある。

また、投資家は小売売上高、 輸入物価指数 、輸出物価指数 、 鉱工業生産指数が日本時間21時に発表されることに注目している。

トランプ米大統領がツイッターで「中国との合意に何も圧力を感じない」とツイートしたことにより、米中間の貿易解消のムードは陰りが帯びた。

中国は米国からの今月末の貿易交渉の招待を引き受けたが、国営のChina Daily紙は中国は「一切米国の要求に屈しない」としている。

ユーロとポンドは、ドル安を背景に上昇している。また、イングランド銀行と欧州中央銀行は金利据え置きを決定した。

EUR/USDは0.12%の微増であるが2週間ぶりの高値である1.1704の水準になっている。GBP/USDは0.14%増加し1.3126である。

トルコ中央銀行は予想より金利を大幅に上げたことにより木曜日トルコリラは急騰した。現在トルコリラは若干下落している。USD/TRY は0.08%増で6.0863である。エルドアン大統領が外国通貨による国内取引を制限しトルコリラが下落した後に、今回のトルコ中央銀行による大幅利上げが行われた。

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