新興市場見通し：出遅れ中小型株に物色妙味、IPOはワールドなど6社
Fisco
発行済 2018年09月22日 15:00
更新済 2018年09月22日 15:20
新興市場見通し：出遅れ中小型株に物色妙味、IPOはワールドなど6社
個別では、前述のそーせいが週間で32.5％安となったアルツハイマー病など認知障害に対する治療候補薬の臨床開発を中断すると発表しているただ、その他マザーズ時価総額上位ではメルカリ (T:2121)が同12.2％高、ミクシィ {{|0:}}が同6.0％高と堅調だった売買代金上位ではテーマパークへの期待が高まるフィンテック グローバル (T:3990)や株式分割の実施を発表したUUUM (T:4563)などが大きく買われ、アンジェス {{|0:}}などが週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した一方、そーせいやトレンダーズ (T:6324)が下落率上位となったジャスダック主力はハーモニック・ドライブ・システムズ (T:2782)が同8.1％高、セリア (T:2146)が同5.1高と全般堅調だったUTグループ (T:8909)は同13.6％高と強いリバウンドを見せた売買代金上位ではシノケングループ (T:3356)、テリロジー (T:2373)などが上昇し、株式分割の実施を発表したケア21 (T:2673)が週間のジャスダック上昇率トップだった反面、夢みつけ隊 (T:8927)などは利益確定売りに押され、今期減益見通しの明豊エンタープライズ (T:3496)が下落率トップとなったIPOでは9月20日にアズーム (T:7036)、21日にイーエムネットジャパン (T:6552)が新規上場し、ともに公開価格の2倍を超える高い初値を付けた
今週の新興市場は、相場全体の地合い改善とともに堅調な展開が続きそうだ日経平均は直近2週で1500円以上の大幅上昇となったが、乗り遅れた個人投資家も多いとみられており、出遅れ感のある中小型株に物色が向かいやすいだろうまた、今週もIPOラッシュが続き、新規上場銘柄が物色を集めそうだただ、9月24日に日米通商協議（FFR）、26日に日米首脳会談が控えており、貿易摩擦問題が相場全体の波乱要因となる可能性がある
UTグループなどの人材サービス関連株は調整局面が続いてきたが、ここにきてリバウンドを試す展開となっている業績好調が続くだけに、決算発表シーズンに向けて見直しの動きが広がる可能性があるIPO銘柄に関連してテリロジーなどの情報セキュリティ関連株も引き続き物色が向かいそうだなお、今週は、9月27日にGameWith (T:7624)、NaITO (T:4398)などが決算発表を予定している
IPO関連では、4日間で計6社が新規上場する9月26日上場で情報セキュリティ関連のブロードバンドセキュリティ (T:7038)、28日上場で業績を伸ばしているフロンティア・マネジメント (T:3612)などは事前の期待が高いようだまた、28日にはアパレル大手のワールド {{|0:}}が再上場する知名度は高いものの公開規模の大きさがネックとなる可能性があるなお、先週はリーガル不動産（10月23日、マザーズ）の新規上場が発表されている
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が書いた: Fisco
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