ミネベア (T:6479):1862円(+153円)
急反発。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は339億円でほぼ従来計画を達成した。
通期予想は据え置きだが、純利益のみ上方修正となっている。
サプライズは乏しいが、スマホ下振れが懸念されていたなかで安心感も先行へ。
また、ユーシン (T:6985)との経営統合も発表、自動車向けプレゼンスの高まりや工場の相互活用などシナジー効果が期待される展開に。
なお、ユーシンもTOB価格985円にさや寄せで急伸となっている。
シスメックス (T:6869):6782円(-1067円)
急落。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は285億円で前年同期比1.8%増益、従来計画の295億円を下回った。
4-6月期の同11.3%増益に対して7-9月期は同5.8%減益となっている。
通期予想も620億円から590億円に想定外の下方修正となった。
買い替えサイクルの長期化などを背景に、主に国内及びEMEA地域の売上が想定を下回っているようだ。
明治HD (T:2269):8420円(+710円)
急伸。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は438億円で前年同期比2.9%減益となったが、第1四半期の同19.0%減に対して減益幅は縮小した。
市場予想を30億円程度上回ったとみられる。
また、通期予想は995億円から1010億円に上方修正、市場コンセンサスは会社計画下振れであったため、想定外の上振れとなる形に。
食品事業の下期収益回復、新規連結子会社の収益貢献などが背景に。
スルガ銀 (T:8358):602円(+92円)
大幅続伸。
上半期最終損益が900億円程度の赤字になる見通しとの観測報道が伝わっている。
審査書類の改ざんなど不正融資に伴い投資家とのトラブルに発展したシェアハウス向け融資で、貸倒引当金を大幅に積み増すもようだ。
従来は120億円の黒字を見込んでいた。
ただ、損失規模の不透明感がやや払しょくされたことで、6月末時点の自己資本が3200億円超あることからも、短期的な悪材料出尽くし感が先行する形になっている。
太陽工機 (T:6164):3845円(+145円)
大幅に続伸。
12月31日(実質上は12月28日)の株主を対象に1株につき2株の割合で分割すると発表している。
投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることが目的。
18年12月期第3四半期累計(18年1-9月)の営業利益は前年同期比79.0%増の11.92億円で着地した。
通期予想は前期比55.2%増の15.00億円で据え置いた。
進捗率は79.5%。
SEMITEC (T:6626):5900円(-210円)
朝高後にマイナス転換。
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の営業利益を従来予想の4.97億円から7.00億円(前期実績5.60億円)に上方修正している。
猛暑によるエアコン向けセンサーの需要増や下半期からの一部前倒しで家電関連及び自動車・産業機器関連が増加した。
また、血糖値測定器向けセンサーの販売・生産が順調だったことなども利益拡大に寄与する。
通期予想(前期比13.2%増の11.00億円)は据え置いた。
進捗率は63.6%。
SUMCO (T:3436):1704円(+73円)
急伸。
前日に第3四半期の決算を発表している。
7-9月期営業利益は231億円で前年同期比2.0倍、今回初めて開示された10-12月期見通しは209億円で同57.7%増となっている。
実績値、見通しともに市場予想を上回る内容になり、供給過剰によるウエハー価格下落への懸念は後退する形に。
信越化学 (T:4063)の決算を受けて同社への期待感も高まっていたが、一段と安心感を高めさせるものとなっている。
イントランス (T:3237):176円(+7円)
大幅に5日続伸。
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の営業利益を前年同期比293.3%増の5.22億円と発表している。
プリンシパルインベストメント事業で埼玉県蓮田市の販売用不動産を売却した結果、全体の利益を押し上げた。
通期予想は3.90億円(前期実績0.07億円)で据え置いたが、第2四半期時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がっている。
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