カルナバイオ (T:4572):1223円(+29円)
反発。
カナダの医薬品メーカーであるシエラ社に導出したがん領域のCDC7阻害薬SRA141(AS-141)について、国際的ながん研究治療学会議であるEORTC-NCI-AACRシンポジウムでシエラ社が同化合物の前臨床試験結果を発表している。
それによると、試験管内で行う試験での高い阻害効果や選択性、特に大腸がんモデルにおける優れた抗腫瘍効果は他の阻害薬に対して競争力があるとしている。
アマダHD (T:6113):1193円(+119円)
急反発。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は203億円で前年同期比14.2%増となった。
通期会社計画は従来の405億円から430億円に上方修正、市場予想並みの水準となっているが、下期の為替前提は105円としており、さらなる上振れも想定される状況に。
また、発行済み株式数の2.73%に当たる1000万株を上限とした自社株買いを発表しているほか、年間配当金の引き上げにより利回り妙味も一段と高まっている。
ソレイジア (T:4597):218円(+34円)
大幅に4日ぶり反発。
がん化学療法に伴う悪心・嘔吐を適応症とするグラニセトロン経皮吸収型制吐剤「SP-01」の中国向け製品について、販売代理店契約締結先の伊藤忠商事 (T:8001)に出荷を開始したと発表している。
今後、中国通関の諸手続きを経て、北京市、上海市、広州市では自販組織により、他の中国諸地域では販売権導出先を通じて19年度第1四半期に臨床現場に提供される。
イーレックス (T:9517):765円( - )
ストップ安売り気配。
前日に上半期決算を発表、営業利益は18.5億円で前年同期比24.7%減益、第1四半期増益決算から減益に転落した。
通期予想は従来の69.3億円から43.8億円に下方修正、想定を上回る価格競争によって、販売単価が計画を下回っていることが背景。
業績成長期待の高い銘柄だけに、一転しての減益見通しにネガティブインパクトが強まっているもよう。
トリドール (T:3397):1806円(-250円)
大幅続落で年初来安値。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は41.2億円で前年同期比6.8%減益、丸亀製麺業態の既存店売上が低迷したことで、従来予想の59.3億円を大幅に下振れた。
通期予想は98.7億円から47.1億円に下方修正、既存店売上の前提を引き下げているもよう。
みずほ証券では、これまでの成長ストーリーを変更とし、投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も3000円から1500円に引き下げている。
すかいらーく (T:3197):1693円(-53円)
大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は84.8億円で前年同期比16.4%減益、市場予想を20億円近く下回った。
売上伸び悩みや想定以上のコスト増などが想定比下振れの要因。
会社側では通期予想を従来の287億円から240億円に、増益予想から一転して2ケタ減益に下方修正している。
株主優待引当金の増加なども響くようだ。
日本郵政 (T:6178):1369円(+8円)
続伸。
前日に上半期の決算を発表、純利益は2237億円で前年同期比24.2%増益となり、通期予想は3300億円から3800億円に、市場コンセンサス水準に上方修正している。
日本郵便、かんぽ生命の見通しを引き上げている。
とりわけ、ゆうパック・ゆうパケットの取扱量拡大などに伴う、日本郵便の業績改善がポジティブに受け止められる形のようだ。
ITbookHD (T:1447):499円(+22円)
大幅に反発。
19年3月期の営業損益予想を4.20億円の黒字と発表している。
経営統合に伴う「のれん」が約8.8億円発生する見込み。
期末配当金は未定。
上場廃止となったITbookの19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)が2.40億円の赤字、サムシングホールディングスの18年12月期第3四半期累計(18年1-9月)が1.13億円の赤字だった。
実質的な黒字転換とあって買い人気が集まっている。
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