TOTO (T:5332):4065円(+185円)
大幅続伸。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は5000円としている。
消費税増税前の駆込み需要、東京五輪開催前には非住宅建設での取替え及び新設需要発生、中国第2級都市向けの新製品の販売開始で来期は大幅増益が予想されることなどを評価引き上げの背景としている。
来期営業利益は市場コンセンサスの543億円を上回る562億円を予想。
東京個別 (T:4745):1081円(-182円)
急落で下落率トップ。
立会外分売の実施を前日に発表しており、目先の需給悪化懸念が先行する形になっているもよう。
分売予定株式数は116万株、実施予定期間は12月17日から21日まで。
また、分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定するとしている。
株式の分布状況の改善や流動性向上を図ることが目的としているもよう。
LIXIL G (T:5938):1298円(-86円)
大幅続落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も2500円から1600円に引き下げている。
業績動向が想定以上に厳しいこと、ペルマスティリーザ社の売却予定が白紙になったこと、CEO交代によって前CEOが取り組んできた事業革新が道半ばで終わる可能性が出てきたことなどを格下げの背景としている。
今期以降の業績予想を下方修正、今期事業利益は従来予想の680億円から480億円としているもよう。
DIC (T:4631):3490円(+160円)
大幅反発。
前日に日経平均の臨時銘柄入れ替えが発表されている。
新日鐵住金 (T:5401)の完全子会社となるため日新製鋼 (T:5413)が上場廃止、日経平均採用除外となることに対応し、新たに同社が新規採用となる。
大方の想定通りでサプライズはないものの、地合いの改善もあって今後の需給期待を反映する動きが優勢に。
大和証券の試算では、約266万株のインデックスファンドによる買い需要が発生して、インパクトは約6日分とされている。
アスカネット (T:2438):1434円(+67円)
大幅に3日ぶり反発。
19年4月期第2四半期累計(18年5-10月)の営業利益を前年同期比10.4%増の3.06億円と発表している。
パーソナルパブリッシングサービス事業で、スマートフォンで撮影された写真を使ったフォトブックや写真プリントのOEM供給が伸長した。
第1四半期(1.1%減の1.39億円)から利益の伸びが加速していることが評価され、買いが集まっている。
通期予想は前期比2.2%増の8.06億円で据え置いた。
進捗率は38%。
UACJ (T:5741):2576円(+250円)
急騰。
欧州企業との合弁会社CUAに関して合弁を解消すると前日に発表、買い材料となっている。
持分全てを合弁の相手先企業に売却、持分法適用関連会社から除外されることになる。
CUAは16年9月より生産を開始しているが、JV体制において効率的な生産が難しく、これまで赤字決算が続いていた。
今期は40億円程度の持分法損失が見込まれていただけに、今後の収益改善につながっていくとの期待が先行へ。
ALBERT (T:3906):15310円(+480円)
大幅に続伸。
KDDI (T:9433)との資本業務提携契約の締結を決めたと発表している。
KDDIはALBERT株9万7700株(発行済株式総数の3.09%)を市場外の相対取引で主要株主から取得する。
また、KDDIグループに対しデータ分析支援業務を提供するほか、データ分析支援業務にかかる共同販売及びAIソリューションの共同開発・販売、KDDIグループ社員に対するデータサイエンティスト教育の実施などを行う。
サインポスト (T:3996):4675円(+350円)
大幅に3日ぶり反発。
従来から東証マザーズ市場の制度信用銘柄に選定されているが、新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。
選定日は12日。
同社は「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資する」とコメントしている。
日証金も貸借銘柄に追加した。
前日までの続落を受け、値頃感があるとの見方も買いにつながっているようだ。
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