マーケットE (T:3135):742円(+9円)
大幅に4日ぶり反発。
アウトレットモール情報メディア「OUTLET JAPAN」を運営会社のアウトレット・ジャパン(東京都品川区)から事業譲受したと発表している。
アウトレットモールにおけるセールやショップ、ブランド、クチコミなどの情報を発信するという。
足元の株価が横ばいになりつつある25日移動平均線を上回って推移していることも買い安心感につながっているようだ。
ヤマトHD (T:9064):2986円(-87円)
伸び悩んで大幅反落。
第3四半期累計営業利益は600億円台半ばとなり、前年同期の約2倍に急拡大したもようとの観測報道が伝わっている。
ネット通販の拡大で宅配便の需要増が続くなかで単価が引き上げられたほか、賃上げによる自社ドライバー増加で荷受け能力の高まりや外部委託の圧縮も可能になったようだ。
ただ、第2四半期の段階で前年同期比363億円ほど収益が改善していたため、大きなインパクトは限定的と捉えられている。
ネクステージ (T:3186):1290円(+67円)
大幅続伸。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を1300円から1700円に引き上げている。
株価は中長期成長を織り込みに行く次のステージに入っていくとみているもよう。
市場における寡占化や台粗利改善と大型総合店出店拡大により、他社比での高い増益率を予想、人員教育体制、出店体制など地勢基盤が一段と進んだことも評価としている。
ホギメディ (T:3593):3595円(+385円)
急反発。
前日に第3四半期の決算を発表している。
累計営業利益は39.2億円で前年同期比7.5%減益、主力の手術キットの販売が苦戦したほか、サンプル配布など営業費用も膨らんだようだ。
ただ、10-12月期は14.8億円で同5.0%の増益に転じているほか、売上高も4四半期ぶりに増収に転じている。
業績底打ちへの期待につながっているようだ。
なお、第4四半期には研究開発費を計上予定のようだ。
北越コーポ (T:3865):602円(+62円)
急反発。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も670円から710円に引き上げている。
20年3月期は中国事業の収益改善や洋紙の値上げにより収益のV字回復を見込まれるとし、現在の株価や市場コンセンサスには、増益期待が十分に織り込まれていないと判断しているもよう。
SMBC日興証券では、今期予想営業利益95億円に対して、来期は53%増益の145億円を予想している。
千代化建 (T:6366):296円(-17円)
大幅続落。
総額1000億円規模の金融支援を要請していることが分かったと一部で伝わっている。
同社は上半期に1086億円の最終赤字を計上して自己資本比率が12.7%まで低下、財務の立て直しが喫緊の課題になっている。
第三者割当増資による資金の出し手を募っているが、多くのファンドは支援に慎重な姿勢をみせているもよう。
増資による株式価値の希薄化も合わせて、財務リスクへの警戒感が強まる流れとなっている。
トランスG (T:2342):470円(+18円)
大幅に続伸。
熊本大学及び群馬大学と共同で国際特許出願していた「炎症ストレス可視化マウス作製とその応用」に関し、日本特許庁から特許査定を受けたと発表している。
自己免疫疾患、がん、動脈硬化、肥満などの疾患に関連する炎症マーカーのサイトカインであるIL-1βの産生を可視化し、生体レベルでの炎症反応を捉えることを可能にするという。
今後収益化を図り、業績拡大につなげる。
夢の街創造委 (T:2484):1550円(+180円)
大幅に反発。
上限20万株(3億円)の自社株買いを行うと発表している。
発行済株式総数(自社株除く)に対する割合は0.5%。
取得期間は17-31日。
また、株主優待制度を変更し、優待品目をTポイントに変更するとともに年1回から年2回贈呈とする。
100株以上1年未満保有の場合で2月末と8月末に期間固定のTポイントを各3000円分贈呈する。
このほか、12月1日付で商号を「出前館」に変更するとしている。