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ドル107円後半、新規材料難で小動き

発行済 2019-09-26 15:34
更新済 2019-09-26 15:36
ドル107円後半、新規材料難で小動き

[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、若干ドル安/円高の107円後半。前日の海外市場ではドルが全面高となったが、この日の東京市場にドル買い機運は引き継がれず、新規材料難から方向感に乏しい小幅な値動きとなった。

ドルは朝方の取引で、日経平均の伸び悩みや米長期金利の低下などを受け107.60円まで軟化した。しかし仲値公示までには107.70円を回復。この日のスポット取引の決済は月末に当たるため、ある程度の実需のフローが出たもようだ。

市場では、107円台にきょう権利行使期限を迎えるオプションが並んでおり関連売買が値動きを抑制したとの指摘も出ていた。

訪米中の安倍晋三首相はトランプ米大統領と会談し、貿易協定締結の合意文書に署名した。茂木敏充外相によると、自動車への追加関税は、貿易協定が誠実に履行されている間は発動されないと、安倍首相が大統領に確認したという。

市場では「今回、大きな進展や対立が表面化するとの見方はあまりなく、市場への影響も特段なかった」(証券)との声があった。

市場参加者の一部では、米短期金利の高止まりを懸念する声が聞かれた。

ドルの短期金融市場では、翌日物レポ金利が17日に10%まで急騰した。これを受けて、米連邦準備理事会(FRB)は17日以降、連日資金供給オペを実施し、短期金利の高騰を抑えている。

ただ、「足元(翌日物)は沈静化したが、長めの(短期)資金にはまだ上昇圧力がかかっている」(外国銀)という。

「短期金利のコントロールが十分に効かない状況で、今後FRBが利下げをするとしても、金利を低水準に保てるのか、市場では不安が生じて始めている」(同)という。

ビットコイン (BTC=BTSP)は8400ドル付近。24日に付けた3カ月ぶり安値7998ドルからは反発しているものの、現時点では底打ち感が出ていないという。

ビットコインは23日、24日の2営業日で約20%下落した。

市場では「最近のビットコインはいわゆるリスクオフ環境に弱い。リスクに過敏になっているため、例えば特定のニュースを受けて株価が反発しても、(ビットコインは)そう簡単には上昇しない」(国内銀)という。

ドル/円  ユーロ/ドル (EUR=)  ユーロ/円 (EURJPY=)

午後3時現在 107.64/66 1.0952/56 117.92/96

午前9時現在 107.69/71 1.0949/53 117.93/97

NY午後5時 107.76/79 1.0941/45 117.90/94

(為替マーケットチーム)

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