Reuters
発行済 2019年10月25日 06:16
ポンド/ドル下落、英首相が12月総選挙を提案=NY市場
[ニューヨーク 24日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、英ポンドが対ドルで下落。ジョンソン英首相が12月12日の総選挙実施を提案したことに反応した。
ジョンソン首相は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る混迷打開に向け、総選挙を提案。ただ首相に議会解散権はなく、野党の同意が必要となるため、総選挙が実現するかどうかは不透明だ。
終盤の取引でポンド/ドルは0.47%安の1.285ドル。今週に入ってからは1.43%下落している。
ポンドは対ユーロ (EURGBP=)でも0.26%下落し、86.38ペンス。
総選挙を巡る不透明性は短期的にポンドへの重しとなる見通し。
ノムラのアナリストは「総選挙はポンドへのプラス材料とはならないだろう。投資家は結果が判明するまで様子見姿勢となり、資金の流入が鈍る可能性がある。そのため、われわれはユーロ/ポンドをロングとしている」と述べた。
主要6通貨に対するドル指数 (DXY)は0.16%高の97.65。
ユーロ/ドル (EUR=)は0.21%安の1.111ドル。10月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値がさえない結果に終わったことが嫌気された。
アナリストによると、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が理事会後の記者会見で一部明るい見方を示したことを受け、ユーロは一時上昇。しかし、その後下げに転じた。
ECBはこの日の理事会で政策金利を据え置いた。また前回9月の決定通り、11月から月200億ユーロのペースで資産買い入れを再開し、「必要な限り」継続することを確認した。月末で退任するドラギ総裁にとって、今回が最後の理事会となった。
ドル/円 NY終値 108.61/108.62
始値 108.62
高値 108.66
安値 108.51
ユーロ/ドル NY終値 1.1104/1.1105
始値 1.1128
高値 1.1153
安値 1.1094
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。