正午のドルは108円後半、109円台に乗せるも滞空時間短い

Reuters

発行済 2019年10月29日 12:48

正午のドルは108円後半、109円台に乗せるも滞空時間短い

[東京 29日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点(108.94/97円)とほぼ同水準の108.97/99円。

この日のスポット取引の決済日が月末になることから、午前の取引では実需勢の動きが目立った。

仲値公示にかけて輸入企業によるドル買いが流入したためドルは109.07円まで上値を伸ばした。ただ、3カ月ぶりの109円台では輸出企業によるドル売りも流入し、109円台の滞空時間は短かった。

グローバルな株高を背景に市場のセンチメントは好転しているものの、この日は日経平均が好調な一方で中国株が弱含みとなり、リスク選好の円売りは盛り上がりにくかったという。