[東京 16日 ロイター] - 正午のドル/円は、13日のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109.37/39円。
ドルは早朝に一時109.27円まで下落したあと、109.44円まで切り返したが、「(市場参加者は)イベント満載だった前週の疲労感をひきずっている」(国内銀)とされ、その後は値動きが鈍化した。
第1段階の米中通商合意や、15日の対中制裁発動延期の報道を挟んで、人民元は13日に1ドル=6.9570元まで上昇したが、この日は6.99元後半で小動き。
先ほど発表された11月の中国経済指標は総じて予想を上回ったが、中国国家統計局は、中国経済が依然として比較的大きな下振れ圧力に直面しているとの認識を示している。