19日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円30銭から105円49銭まで上昇し、105円42銭で引けた。
米追加経済対策への期待などで米債利回り上昇に伴うドル買いが観測された。
ユーロ・ドルは1.1794ドルまで上昇後、1.1765ドルまで反落して1.1772ドルで引けた。
ユーロ・円は124円04銭から124円34銭まで上昇。
中国経済の順調な回復、米国の追加経済対策への期待にリスク選好の円売りが一時優勢となった。
ポンド・ドル1.3025ドルまで上昇後、1.2937ドルまで下落。
英国のフロスト交渉官と欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官は、「英国の欧州連合(EU)離脱を巡る通商交渉を強化させることで合意した」と報じられ一時上昇したものの、ジョンソン英首相の報道官は「EUが基本的なアプローチの姿勢を修正しない限り、交渉を再開する根拠がない」と指摘したため、ポンド買いは後退。
ドル・スイスは0.9106フランから0.9090フランまで下落した。