10日の米国市場では、NYダウが262.95ドル高の29420.92と上げたが、ナスダック総合指数は159.93pt安の11553.86と続落。
シカゴ日経225先物は大阪日中比275円高の25225。
11日早朝の為替は1ドル=105円20-30銭(10日大引け時は104.96円付近)。
本日の東京市場では、米ファイザーによるワクチン開発の進展をはやした前日までの強地合いを引き継ぎ、三菱UFJ (T:8306)、みずほFG (T:8411)、第一生命HD (T:8750)など大手金融株やJAL (T:9201)、JR東日本 (T:9020)、OLC (T:4661)といったコロナ禍での需要蒸発に見舞われた業種を中心に値上がりが予想される。
全般の地合い改善を受けて好決算銘柄買いも活発化が見込まれ、カシオ (T:6952)、クレディセゾン (T:8253)、タカラバイオ (T:4974)などの個別物色も盛り上がりそうだ。
反面、業績予想を下方修正した太平洋セメント (T:5233)や資生堂 (T:4911)は売りに押されよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された東急不HD (T:3289)、スシローGHD (T:3563)、ワールド (T:3612)、住友ベークライト (T:4203)、ニチバン (T:4218)、関西ペイント (T:4613)、オービックビジネスコンサルタント (T:4733)、日本特殊陶業 (T:5334)、東芝テック (T:6588)、エプソン (T:6724)、EIZO (T:6737)、パナソニック (T:6752)、アドバンテスト (T:6857)、デンソー (T:6902)、太陽誘電 (T:6976)、アイシン精機 (T:7259)、島津製作所 (T:7701)、HOYA (T:7741)、日立物流 (T:9086)、KADOKAWA (T:9468)などに注目。