米国株見通し:まちまちか、金融緩和継続で大幅安は回避

Fisco

発行済 2020年12月15日 14:13

米国株見通し:まちまちか、金融緩和継続で大幅安は回避

(14時00分現在)

S&P500先物      3,641.50(+1.50)

ナスダック100先物  12,448.62(-13.88)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は20ドル高。

NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。

14日の取引で主要3指数はまちまち。

ナスダックは反発したが、ダウは下げに転じ184ドル安の29861ドルで取引を終えた。

9000億ドル規模の追加経済対策に関し与野党合意への思惑から、買いが先行。

ただ、新型コロナウイルスの感染による死者が30万人を超え、まん延は深刻化している。

ワクチン接種が始まったものの、ニューヨーク市では全面的なロックダウン(都市封鎖)の可能性が高まり、景気減速への懸念が指数を下押しした。

本日も売り買い交錯が予想される。

コロナまん延による大都市での制限措置で、引き続き減速を懸念した売りが出やすい見通し。

ただ、追加対策やワクチン供給への期待感が売りを抑制しよう。

また、今晩発表の経済指標のうち鉱工業生産は低調と予想されるが、NY連銀製造業景気指数が堅調なら株価の下げは限定的となりそうだ。

一方、連邦準備制度理事会(FRB)は本日から連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、緩和政策の長期化が意識されれば買い安心感につながりやすい。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存