ドル4カ月ぶり高値、米ヘッジファンドの損失問題を懸念=NY外為

Reuters

発行済 2021年03月30日 05:28

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、4カ月ぶり高値を付けた。米ヘッジファンドの損失問題を巡って懸念が広がる中、ドルに対する質への逃避が見られた。

ドルは通貨バスケットに対し一時92.964と、昨年11月以来の高値を付けた。その後は0.1%高の92.904。

関係筋によると、米ヘッジファンドのアーケゴス・キャピタル・マネジメントがマージンコールに対してデフォルトを起こし、クレディ・スイスと野村ホールディングスは多額の損失に直面する恐れがあると警告した。