午後3時のドル108円後半、米金利安定で様子見ムード

Reuters

発行済 2021年05月24日 15:23

[東京 24日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 108.77/79 1.2188/92 132.59/63

午前9時現在 108.90/92 1.2178/82 132.65/69

NY午後5時 108.94/96 1.2179/83 132.71/75

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点(108.94/96円)に比べて若干、ドル安/円高の108.76円付近。午前中には108.99円付近まで上昇したが、ドル買い一巡後は狭いレンジの範囲内でもみあう展開となった。米10年債利回りは1.61%台後半で安定していることから、ドル/円相場は様子見姿勢が強まっている。

IHSマークイットが21日に公表した5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は61.5となり、市場予想の60.2を上回った。同統計が製造業全体をカバーするために改定された2009年10月以降、最高となった。

一方、市場予想を上回る結果が公表されたものの、米10年債利回りの動きは限定的となり、市場からは「米長期金利の安定が、ドル/円相場の膠着感につながっている。マーケットは次の強材料を待っている状況」(国内銀行)との声が聞かれた。