中国主要国有銀、6.4元付近でドル買いのもよう 元高受け=関係筋

Reuters

発行済 2021年05月25日 16:43

更新済 2021年05月25日 17:36

[上海/北京 25日 ロイター] - 中国の主要国有銀行は25日午後の外国為替市場で、1ドル=6.4元付近でドル買いを実施した。関係筋4人が明らかにした。

急激な元高を抑制することが狙いとみられる。

この日の国内スポット市場で元は6.4110元で取引を開始。その後、2018年6月以来の高水準となる6.4016元まで上げ、心理的な節目の6.4元に迫った。

ある関係者によると、オフショア人民元が6.3元台に上昇した後、国内市場の上昇ペースを抑えるために国有銀行が介入したという。