大有機化 (T:4187):3370円(-355円)
大幅続落。
先週末に第3四半期決算を発表、営業利益は42.2億円で前年同期比26.2%増益、6-8月期も13.8億円で同43.7%増と増益率が拡大している。
各セグメントとも順調に収益が増加する方向に。
ただ、据え置きの通期計画58億円、前期比30.6%増との比較ではサプライズが限定的、収益成長期待が高い銘柄でもあるため、目先の出尽くし感が優勢となっているもよう。
マツキヨココカ (T:3088):5230円(+280円)
大幅反発。
10月1日にココカラファインと経営統合しているが、先週末には22年3月期の業績見通しを新たに公表している。
営業利益は382億円で市場コンセンサスをやや下回る水準だが、ココカラファインが直近で業績予想を下方修正していたこともあり、ネガティブ視する動きは限定的に。
年間配当金はマツキヨHDの前期実績である70円を計画している。
経済活動再開に伴う今後の販売モメンタム回復を先取りへ。
ダイセキ (T:9793):4790円(+100円)
大幅反発。
先週末に上半期決算を発表、営業利益は68.3億円で前年同期比36.8%増益となり、従来予想の57.7億円を大きく上回る着地に。
つれて、通期予想は従来の114億円から126億円、前期比23.0%増にまで上方修正している。
リサイクル製品価格の上昇により採算が改善したほか、土壌汚染処理事業においても、利益率重視への営業転換が想定以上に奏効したため、利益率が想定以上の上昇となっているようだ。
象印マホービン (T:7965):1609円(-139円)
大幅続落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は51.5億円で前年同期比31.3%増益となり、通期計画の67億円、前期比23.1%増に対して順調な進捗となっている。
ただ、6-8月期は3.1億円、前年同期比61.5%の大幅減益に転じている。
調理家電製品の売上が普及価格帯を中心にやや伸び悩んでいる。
通期業績の大幅な上振れ期待などは低下する状況となっているもよう。
一家ホールディングス:589円(+55円)
急伸。
先週末に株主優待の新設を発表している。
3月末、9月末の100株以上の株主を対象に、2500円相当の食事優待券を贈呈する。
「屋台屋博多劇場」「こだわりもん一家」「TANGO」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」「にのや」「韓国屋台ハンサム」全店で利用できる。
先週末終値をベースにすると、利回りは9.4%の水準となる。
なお、同社は先週末に持株会社化されて新規上場している。
テイツー (T:7610):82円(+7円)
大幅高。
22年2月期の営業利益を従来予想の5.00億円から9.50億円(前期実績9.29億円)に上方修正している。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要で上半期に来店客が増えたため。
期末配当も従来予想の無配から1.00円(前期末実績は無配)に増額修正した。
構造改革による収益基盤の強化や財務体質の安定化が実現したことを勘案した。
復配は16年2月期以来6年ぶり。
年間配当は同額となる。
FRONTEO (T:2158):1738円(+22円)
大幅に反発。
FRONTEOと日立製作所 (T:6501)が協力し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が顧客応対の通話を解析・モニタリングするシステムを導入したと発表している。
運用開始は1日から。
FRONTEOのAIエンジン「KIBIT」と日立製作所の音声デジタルソリューションを組み合わせ、通話音声の文字起こしからチェック対象となるコンプライアンス・リスク箇所の抽出、モニタリング担当者への提供までを自動で行う。
ドーン (T:2303):2836円(+78円)
大幅に3日続伸。
ドーンが提供する映像通報システム「Live119」が、いばらき消防指令センターで試行運用されると発表している。
1日から試行運用を開始し、茨城県内の20消防本部(33市町)で119番通報の見える化実現に取り組む。
Live119は、119番の通報者がスマートフォンによるビデオ通話を行い、通報現場の状況を撮影して消防に伝送するシステム。
各地の消防本部で導入や導入に向けた検討が行われているという。
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