NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECBは緩和姿勢維持、他中銀と政策相違

Fisco

発行済 2021年11月04日 01:46

更新済 2021年11月04日 02:00

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は利上げ条件を来年達成する公算は小さいとした。
これに続き、フランス中銀のビルロワ・ドガロー総裁がフランス、リオンでのコンファレンスで、「来年利上げする理由ない」と言及。
また、「スタグフレーションからは全くかなり程遠い」との考えを示した。


連邦準備制度理事会(FRB)が本日まで開催している連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和(QE)縮小開始を発表し金融政策の正常化の軌道にあると見られる一方で、ECBは引き続き緩和姿勢を維持。


ユーロ・ドルは1.1562ドルまで下落し安値を更新後、1.1584ドルまで反発も、1.16ドルを回復できず戻りが鈍い。
ユーロ・円は131円75銭から132円16銭まで上昇後、132円10銭前後で伸び悩んだ。
ユーロ・ポンドは0.8510ポンドから0.8472ポンドまで下落した。


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