12月22日のNY為替概況

Fisco

発行済 2021年12月23日 05:07

 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円12銭まで下落後、114円37銭まで上昇し、引けた。
米国の10年債利回りが1.44%台に低下した際ドル売りになり、7-9月期GDP確定値の上方修正、11月中古住宅販売件数の増加、12月消費者信頼感指数の大幅反発でドル買いになった。


 ユーロ・ドルは1.1298ドルから1.1342ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は129円05銭から129円50銭まで上昇した。
ユーロやポンドは感染拡大による規制強化への懸念やや後退で買い戻しか。


 ポンド・ドルは1.3306ドルから1.3362ドルまで上昇。
英国の7-9月期GDP改定値の上方修正も引き続き好感されたもよう。
ドル・スイスフランは0.9232フランから0.9196フランまで下落した。


[経済指標]
・米・7-9月期GDP確定値:前期比年率+2.3%(予想:+2.1%、改定値:+2.1%)
・米・7-9月期個人消費確定値:前期比年率+2.0%(予想:+1.7%、改定値:+1.7%)
・米・11月シカゴ連銀全米活動指数:0.37(予想:0.50、10月:0.75←0.76)
・米・11月中古住宅販売件数:646万戸(予想:653万戸、10月:634万戸)
・米・12月消費者信頼感指数:115.8(予想:111.0、11月:111.9←109.5)

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