中国外管局、外部変化の対応に自信 米利上げ「影響少ない」

Reuters

発行済 2022年01月21日 12:34

更新済 2022年01月21日 14:45

[北京/上海 21日 ロイター] - 中国国家外貨管理局(SAFE、外管局)は21日、今年はマクロプルーデンス管理を強化し、市場の期待を誘導しながら、外部ショックのリスクを防止・解消しなければならないとの認識を示した。

米連邦準備理事会(FRB)が3月にも利上げを開始するとの観測が広がる一方、中国は金融緩和を強化。資金流出の懸念が強まっている。

前回2018年のFRBの金融引き締め局面では、人民元は大幅に下落した。

外管局の王春英報道官は会見で、外部変化への対応は改善し、今回のFRBの引き締めでは前回よりもおそらく波及効果が少ないとの見方を示した。