個別銘柄戦略:ファナックやトヨタ自などに注目

Fisco

発行済 2022年01月27日 09:06

26日の米国市場ではNYダウが129.64ドル安の34168.09と下げたが、ナスダック総合指数はほぼ横ばいの2.82pt高の13542.12。
シカゴ日経225先物は大阪日中比90円安の26920円。
27日早朝の為替は1ドル=114.60-70円(昨日午後3時は113.90円)。
本日の東京市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米10年物国債利回り上昇を受けて三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、第一生命HD (T:8750)など大手金融株の値上がりが予想される。
昨日業績予想を上方修正したファナック (T:6954)には見直し買いが入りそうだ。
また、国内工場の稼働停止延長は重しとなるものの、昨日比較で1円近く進んだ円安・ドル高を追い風にトヨタ自 (T:7203)やデンソー (T:6902)などには押し目買いが入る可能性があろう。
反面、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米長期金利の先高観測が一段と強まったことで、エムスリー (T:2413)、リクルートHD (T:6098)など高PER銘柄はさえない値動きを強いられよう。
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