Jパワー (T:9513):1715円(+214円)
大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表、累計経常利益は548億円で前年同期比18.2%減となったが、市場予想は200億円強上回る着地に。
通期予想も従来の410億円から630億円にまで上方修正、従来計画比下振れがコンセンサスであったため、ポジティブサプライズにつながる形へ。
発電所が順調に稼働する中で、JEPX価格の上昇が大きくプラスサイドに寄与する状況となったようだ。
東北電力 (T:9506):738円(-70円)
大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、累計経常利益は103億円で前年同期比86.3%減益となり、市場予想を200億円程度下振れている。
通期予想は従来の350億円の黒字から一転500億円の赤字に大幅減額修正している。
燃料費調整制度のタイムラグ影響の拡大や卸電力取引市場の価格上昇に伴う電力調達コストの増加が下振れの背景に。
想定以上の下方修正がネガティブサプライズに。
期末配当金も20円計画から未定に変更。
TDK (T:6762):4585円(+485円)
大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は592億円で前年同期比31.3%増益、市場予想を120億円程度上回る着地になっている。
センサ応用製品の収益改善が続いているようだ。
通期計画は従来の1570億円から1600億円、前期比43.5%増に再度の上方修正だが、第4四半期には一時費用計上に加え、原材料費上昇などの影響を相当程度見込んでおり、さらなる上振れなども意識される状況のようだ。
商船三井 (T:9104):9310円(+510円)
大幅続伸。
前日の前引け後に第3四半期決算を発表しており、その後は買い優勢の展開が続いている。
通期経常利益は従来の4800億円から6500億円にまで上方修正、5600億円程度のコンセンサスも大幅に上回る水準に。
利益水準上昇に伴い年間配当金も800円から1050円にまで引き上げており、前日終値段階での配当利回りは11.9%の水準に達している。
日本郵船や川崎汽船なども業績上振れ期待が波及する展開に。
レーザーテック (T:6920):24425円(-650円)
朝高後、マイナス転換。
前日に第2四半期決算を発表、10-12月期営業利益は108億円で前年同期比43.3%増益、第1四半期の同55.4%減から大きく改善しているが、市場予想はやや上回る水準であったとみられる。
受注高は706億円で第1四半期1083億円からは減少しているものの、通期受注計画は1600億円から2000億円に引き上げ。
市場予想下回る通期計画据え置きなどでサプライズは限定的。
アライドアーキ (T:6081):833円(+111円)
大幅に3日続伸。
21年12月期の営業利益を従来予想の6.00億円から7.78億円(前期実績2.98億円)に上方修正している。
マーケティングDXニーズの拡大を背景にソリューション事業でSNS広告の出稿などが増加したため。
海外SaaS事業もゲーム業界での3D動画制作需要が拡大し、既存顧客との取引が想定を上回る増加となったことから利益が拡大する見通しとなった。
キャリア (T:6198):406円(+16円)
大幅に続伸。
東京と大阪で順次実施される陸上自衛隊主催の「新型コロナウイルスワクチン接種における看護師の派遣」の一般競争入札に参加し、落札したと発表している。
昨年に引き続き大規模接種会場でのワクチン接種をサポートすることになる。
実施期間は東京会場が1月31日~7月31日、大阪会場が2月7日~7月31日。
22年9月期業績予想(営業利益は前期比58.5%減の2.00億円)への影響については現在精査中としている。
カオナビ (T:4435):2429円(+178円)
大幅に続伸。
クロスキャット (T:2307)がカオナビとタレントマネジメントシステムの紹介パートナー契約を締結したと発表している。
人材マネジメントに課題を持つ企業に対して同システム「カオナビ」の提案活動を展開するほか、クロスキャットのクラウド勤怠管理システム「CC-BizMate」とのシステム連携開発の検討を通じ、タレントマネジメントと勤怠・工数データを組み合わせた新たな評価体系の構築や生産性可視化を目指す。
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