【市場反応】米1月ISM製造業景況指数/JOLT求人予想上回る、ISM価格も予想外に上昇でドル買い再燃

Fisco

発行済 2022年02月02日 00:54

米供給管理協会(ISM)が発表した1月ISM製造業景況指数は57.6と、12月58.8から低下も予想は上回った。
同指数の支払い価格は76.1と、前月68.2から低下予想に反し上昇。


労働省が同時刻に発表した12月JOLT求人件数は1092.5万件となった。
11月1077.5万件から予想外に増加した。


また、商務省が発表した12月建設支出は前月比+0.2%と、伸びは11月+0.6%から鈍化し、7月来で最小となった。


事前にマークイットが発表した1月製造業PMI改定値は55.5と、予想外に速報値55.0から上方修正されたが、20年10月来で最低。


ISMやJOLT求人件数が予想を上回ったほか、ISM指数の支払い価格の予想外の上昇を受け米国債相場は続落。
10年債利回りは1.75%から1.827%まで上昇。
ドル買いが再燃し、ドル・円は114円63銭から114円90銭まで上昇した。
ユーロ・ドルは1.1274ドルから1.1249ドルまで下落した。


【経済指標】
・米・12月建設支出:前月比+0.2%(予想:+0.6%、11月:+0.6%←+0.4%)
・米・12月JOLT求人件数:1092.5万件(予想:1030.0万件、11月:1077.5万件←1056.2万件)
・米・1月ISM製造業景況指数:57.6(予想:57.5、12月:58.8←58.7)
・米・1月製造業PMI改定値:55.5(予想:55.0、速報値:55.0)

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