【市場反応】米1月ISM非製造業景況指数、予想上回りドル堅調

Fisco

発行済 2022年02月04日 00:29

米供給管理協会(ISM)が発表した1月ISM非製造業景況指数は59.9と、2カ月連続の低下も、予想は上回った。
昨年2月来の低水準。
同指数の雇用は52.3と、やはり2カ月連続で低下。
しかし、活動の拡大を示す50台を7カ月連続で保った。


12月製造業受注は前月比—0.4%と、予想通り11月+1.6%からマイナスに落ち込んだ。
4月来のマイナスでパンデミック発生直後の20年4月来で最低。


12月耐久財受注改定値は前月比-0.7%と、予想外に速報値-0.9%から上方修正された。
変動の激しい輸送用機器除く耐久財受注改定値も前月比+0.6%と、速報値+0.4%から上方修正された。
また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値は前月比+1.3%と、速報値から修正なし。


ISM非製造業景況指数が予想を上回り、米10年債利回りは1.83%で高止まり。
ドル買いも続いた。
ドル・円は114円90-95銭と115円00銭を試す展開。
ユーロ・ドルは1.14ドルで伸び悩んだ。


【経済指標】
・米・12月耐久財受注改定値:前月比-0.7%(予想:-0.9%、速報値:-0.9%)
・米・12月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.6%(速報値:+0.4%)
・米・12月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.3%(速報値
:+1.3%)
・米・1月ISM非製造業景況指数:59.9(予想:59.6、12月:62.3←62.0)
・米・12月製造業受注:前月比—0.4%(予想:-0.4%、11月:+1.6%)


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存