18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識
■トレンド、22/12予想 営業利益3.8%減 420億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:IHI、米原発に照準、小型モジュール炉機器受注へ溶接技術
■イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識
18日の日本株市場は、ギャップスタート後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。
17日の米国市場ではNYダウが622ドル安だった。
政府がウクライナ国境のロシア軍が増強されていると発表したことをうけて売り先行で始まった。
週次失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1月住宅着工件数が予想を下回ったことも重荷となるなか、バイデン大統領はロシアがウクライナ侵攻する確率が非常に高いと記者団に述べると、警戒感がさらに強まり、引けにかけて下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円安の26880円。
円相場は1ドル114円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。
先物市場では再び27000円を下回ってきたことから、センチメントを冷ます格好になりそうだ。
日経平均は25日線に上値を抑えられる形状を見せているなか、再び27000円を割り込むことで、15日の安値(26724円)水準が意識されてくる。
この水準に接近する局面においては、仕掛け的な動きも出てくる可能性はありそうだ。
もっとも、東証1部の売買代金は連日で3兆円を下回る薄商いのなか、短期的な資金が中心であるため、ショートカバーも速いだろう。
寄り付き後に大きく下押す局面においては、売り一巡後のカバーを狙った押し目買いも一考だろう。
また、VIX指数は上昇したものの、30.00には届いていないため、大幅下落のなかでもリスクオフの動きはそれ程強まっていないように映る。
地政学リスクに対して乱高下は警戒されるものの、市場は冷静に見ていると考えられ、イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識されそうである。
日経平均は直近のリバウンド部分を帳消しにしてくるため、ややバリューシフトに向かいやすい。
NT倍率も足元でリバウンドを見せていたこともあり、本日のところは、リバウンドに対するリバランスの動きといったところか。
ウクライナ情勢はすぐさま解決する問題でもないため、積極的に参加する投資家は限られるものの、指数に振らされにくい銘柄などには資金が集中しやすい需給状況になりそうだ。
■トレンド、22/12予想 営業利益3.8%減 420億円、コンセンサス下回る
トレンド (T:4704)は発表した2022年12月期業績予想は、営業利益が前期比3.8%減の420億円を見込んでいる。
コンセンサス(470億円程度)を下回る。
21年12月期業績は前期比10.6%増の463.41億円だった。
期首計画の409億円を上回っての着地だった。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・IHI (T:7013)米原発に照準、小型モジュール炉機器受注へ溶接技術
・三井不 (T:8801)東大と千葉・柏市にオープンイノベ拠点、産学官で新産業創出
・三菱電機 (T:6503)BAオーナー制導入、事業の縦割り打破
・日東電工 (T:6988)英モンディのケア事業買収、799億円
・ホンダ (T:7267)国内4輪生産、3月上旬1割減、半導体不足・コロナ影響
・ADEKA (T:4401)台湾に新工場、先端ロジック半導体向け材料生産
・三井物産 (T:8031)東南アでサプリ、シンガポールに新会社、EC販売開始
・丸紅 (T:8002)パルプ製造を脱炭素化、排出ガスからCO2回収・貯留、プルタミナと
・丸紅 (T:8002)ベトナム菓子市場参入、不二家と新会社
・ヨロズ (T:7294)岐阜に足回り部品の新工場、愛知から生産移管
・トヨタ (T:7203)デモで停止の北米6工場、生産再開
・鈴茂器工 (T:6405)注文・調理・提供・精算、外食ロボ組み合わせ提案
・パナソニック (T:6752)高透過性透明導電フィルム開発、配線幅2マイクロメートル実現
・住友鉱 (T:5713)新中計策定、3年で6030億円投資、車載用電池正極材増強
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■株式見通し:イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識
■トレンド、22/12予想 営業利益3.8%減 420億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:IHI、米原発に照準、小型モジュール炉機器受注へ溶接技術
■イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識
18日の日本株市場は、ギャップスタート後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。
17日の米国市場ではNYダウが622ドル安だった。
政府がウクライナ国境のロシア軍が増強されていると発表したことをうけて売り先行で始まった。
週次失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1月住宅着工件数が予想を下回ったことも重荷となるなか、バイデン大統領はロシアがウクライナ侵攻する確率が非常に高いと記者団に述べると、警戒感がさらに強まり、引けにかけて下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円安の26880円。
円相場は1ドル114円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。
先物市場では再び27000円を下回ってきたことから、センチメントを冷ます格好になりそうだ。
日経平均は25日線に上値を抑えられる形状を見せているなか、再び27000円を割り込むことで、15日の安値(26724円)水準が意識されてくる。
この水準に接近する局面においては、仕掛け的な動きも出てくる可能性はありそうだ。
もっとも、東証1部の売買代金は連日で3兆円を下回る薄商いのなか、短期的な資金が中心であるため、ショートカバーも速いだろう。
寄り付き後に大きく下押す局面においては、売り一巡後のカバーを狙った押し目買いも一考だろう。
また、VIX指数は上昇したものの、30.00には届いていないため、大幅下落のなかでもリスクオフの動きはそれ程強まっていないように映る。
地政学リスクに対して乱高下は警戒されるものの、市場は冷静に見ていると考えられ、イレギュラー的に売り込まれた銘柄などへは、長期目線で下値を拾う動きも意識されそうである。
日経平均は直近のリバウンド部分を帳消しにしてくるため、ややバリューシフトに向かいやすい。
NT倍率も足元でリバウンドを見せていたこともあり、本日のところは、リバウンドに対するリバランスの動きといったところか。
ウクライナ情勢はすぐさま解決する問題でもないため、積極的に参加する投資家は限られるものの、指数に振らされにくい銘柄などには資金が集中しやすい需給状況になりそうだ。
■トレンド、22/12予想 営業利益3.8%減 420億円、コンセンサス下回る
トレンド (T:4704)は発表した2022年12月期業績予想は、営業利益が前期比3.8%減の420億円を見込んでいる。
コンセンサス(470億円程度)を下回る。
21年12月期業績は前期比10.6%増の463.41億円だった。
期首計画の409億円を上回っての着地だった。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・IHI (T:7013)米原発に照準、小型モジュール炉機器受注へ溶接技術
・三井不 (T:8801)東大と千葉・柏市にオープンイノベ拠点、産学官で新産業創出
・三菱電機 (T:6503)BAオーナー制導入、事業の縦割り打破
・日東電工 (T:6988)英モンディのケア事業買収、799億円
・ホンダ (T:7267)国内4輪生産、3月上旬1割減、半導体不足・コロナ影響
・ADEKA (T:4401)台湾に新工場、先端ロジック半導体向け材料生産
・三井物産 (T:8031)東南アでサプリ、シンガポールに新会社、EC販売開始
・丸紅 (T:8002)パルプ製造を脱炭素化、排出ガスからCO2回収・貯留、プルタミナと
・丸紅 (T:8002)ベトナム菓子市場参入、不二家と新会社
・ヨロズ (T:7294)岐阜に足回り部品の新工場、愛知から生産移管
・トヨタ (T:7203)デモで停止の北米6工場、生産再開
・鈴茂器工 (T:6405)注文・調理・提供・精算、外食ロボ組み合わせ提案
・パナソニック (T:6752)高透過性透明導電フィルム開発、配線幅2マイクロメートル実現
・住友鉱 (T:5713)新中計策定、3年で6030億円投資、車載用電池正極材増強
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>