個別銘柄戦略:INPEXやJALなどに注目

Fisco

発行済 2022年02月24日 09:05

更新済 2022年02月24日 09:15

日本が祝日だった間の22、23日の米株式市場ではNYダウが482.57ドル安、464.85ドル安、ナスダック総合指数も-1.24%、-2.57%と大幅に下落。
シカゴ日経225先物は大阪日中比100円安の26330円。
ドル・円は1ドル=114.90-115.00円。
ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの一段の強まりを背景に、海外投資家が手掛けることの多い主力株全般に売りが広がりそうで、ソニーG (T:6758)、キーエンス (T:6861)、リクルートHD (T:6098)、信越化学 (T:4063)などに売りが先行しよう。
リスク回避の動きから高バリュエーション銘柄には特に売りが厳しくなりそうで、ラクス (T:3923)、Sansan (T:4443)、マネーフォワード (T:3994)などは下げがきつくなりそうだ。
景気減速懸念から三菱UFJ (T:8306)などの金融株にも売りが優勢となりそうだ。
一方、ロシアへの経済制裁を通じた資源価格の高騰長期化への思惑から、INPEX (T:1605)、三井物産 (T:8031)、三菱商事 (T:8058)などは相対的に堅調となろう。
新型コロナ・オミクロン変異株の感染ピークアウトへの期待からJAL
(T:9201)、エアトリ (T:6191)、串カツ田中 (T:3547)などのアフターコロナ関連も消去法的に買われそうだ。

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