発展途上国の債務圧力増大、世界成長率予測を下げ=UNCTAD

Reuters

発行済 2022年03月25日 14:42

[ロンドン 24日 ロイター] - 国連貿易開発会議(UNCTAD)は24日、新たな報告書を公表し、貧国国が今年の債務返済のために3100億ドルを必要としていると表明した。また、世界の成長予測を下方修正するとともに、現在のエネルギー・食料価格の上昇が社会不安を増大させる可能性があると警告した。

新型コロナウイルス流行からの回復に既に苦慮している発展途上国において、債務危機とさらなる経済縮小がリスクだと指摘。2022年の世界経済成長率予測を3.5%から2.5%に引き下げた。