個別銘柄戦略:日本郵船やINPEXなどに注目

Fisco

発行済 2022年05月16日 09:05

更新済 2022年05月16日 09:15

先週末13日の米株式市場でNYダウは466.36ドル高の32196.66、ナスダック総合指数は434.04pt高の11805.00、シカゴ日経225先物は285円高の26675円。
為替は1ドル=129.30-40円。
先週末13日のナスダックが大幅続伸したことで、12日に台頭したハイテク・グロース株の底打ち感が強まった。
こうした流れを好感し、アドバンテスト (TYO:6857)、新光電工 (TYO:6967)、村田製 (TYO:6981)、ファナック (TYO:6954)などのハイテク株のほか、リクルートHD (TYO:6098)、ファーストリテ (TYO:9983)、信越化学 (TYO:4063)、エムスリー (TYO:2413)などのグロース株に力強い買いが向かいそうだ。
直近の下落が厳しかったSansan (TYO:4443)やマネーフォワード (TYO:3994)、SREHD (TYO:2980)などの中小型グロース株への物色も活発化しそうだ。

原油先物相場が堅調なことでINPEX (TYO:1605)や三井物産 (TYO:8031)など資源関連株は見直し機運に期待したい。
ほか、前期に続き今期も10%台の高配当利回りを誇る郵船 (TYO:9101)や商船三井 (TYO:9104)などの海運株にも買い気が波及することが見込まれる。

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