個別銘柄戦略:武田薬品やサッポロHDなどに注目
Fisco
発行済 2022年06月17日 09:05
更新済 2022年06月17日 09:15
為替は1ドル＝132.60-70円。
スイス中央銀行の予想外の利上げを受けて、世界的な金融引き締めが改めて警戒材料となるなか、前日の欧米市場ではリスク回避の動き一色。
ハイテク・グロース株を中心に全面安となっており、東エレク (TYO:8035)、ソフトバンクG (TYO:9984)、リクルートHD (TYO:6098)、エムスリー (TYO:2413)などのほか、SHIFT (TYO:3697)、ラクス (TYO:3923)、Sansan (TYO:4443)などの中小型グロース株を筆頭に売りが先行しよう。
また、景気後退懸念も根強く、信越化学 (TYO:4063)、クボタ (TYO:6326)、AGC (TYO:5201)、日本製鉄 (TYO:5401)なども下落しよう。
円高進行や生産計画の引き下げが伝わっているトヨタ自 (TYO:7203)を中心にデンソー (TYO:6902)など輸送用機器も冴えない展開を強いられるだろう。
一方、武田薬品 (TYO:4502)や第一三共 (TYO:4568)、味の素 (TYO:2802)、ヤクルト本社 (TYO:2267)などのディフェンシブ系は相対的に堅調に推移しよう。
また、値上げが伝わっているサッポロHD (TYO:2501)、Jオイル (TYO:2613)なども好感されそうだ。
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が書いた: Fisco
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