[東京 19日 ロイター] - 〔外為マーケットアイ〕
<14:47>ドル117円台を回復するも反発力に乏しい
ドルは117.15円付近。一時116.92円付近まで下落した。目下117円台を回復しているが、この日はニューヨークが休場ということもあり、ドルの反発力は限定的なものに留まっている。
中国の株価の大幅安などから市場のセンチメントは引き続きリスクオフに傾いている。 さらに、「明日から始まる日銀決定会合で、総裁がタカ派的なニュアンスを出し過ぎる可能性や、ECB理事会の決定内容がどのようなものであっても市場の期待値を下回る可能性がある」(証券会社)とされ、ポジションが取りづらい環境にあるとされる。
<12:58>ドル117円付近、中国が大手証券3社の口座開設を停止
ドルは117円付近。117円を挟んだ小幅な変動が続く中、上値の重さが意識されている。市場のリスク回避ムードの一因として、中国株の大幅下落が挙げられている。 序盤の中国株式市場は大幅下落。ここ3カ月の投機的な取引を助長したとし、当局が一部の金融商品の取り締まりに動いたことから、金融株中心に売られている。
中国証券監督管理委員会(証監会)は16日、中信証券 (CITIC証券)と海通証券、国泰君安証券 に対し開設停止を命じると発表。証監会は、3社が顧客に対し資金を規定の期間より遅れて返済することを認めたとしているが、詳細は説明していない。 証監会はまた、適格でない投資家に信用取引融資・貸株口座の開設を認めたなどの違反があったとして、他の証券会社9社も罰した。
大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は3.8%下落。上海 総合指数 .SSEC も3.4%安。両指数とも寄り付きで5%超下げた。 滬深300指数先物は4.8%下げ、ザラ場の下落率としては過去最大となった。
<11:17> ドル117円前半に持ち直す、株に連れやすい
ドル117.27円付近。日経平均株価の上げ幅縮小で円買いを誘発しやすい地合いとなり、一時116.96円まで下押しされた。「手掛かりがつかみづらく、株に連れる動きが先行しやすい」(金融機関)という。
<10:36> ドル一時117円割れ、116円半ばは堅いとの見方も
ドルは117.03ドル付近。仲値前に117.67円まで上昇したが、通過後は売りが優勢となり、一時117円を割り込んだ。「上方向を試すような雰囲気はない。117円を割り込んでも、116円半ば近辺は堅そうだ」(邦銀)という。 <09:44> ドル117円半ばで小動き、買いの積極性見られず
ドル/円は117.61円付近。市場からは「115─116円台は輸入企業など本邦勢の買いが強かったが、117円台半ばでは積極的に買ってくる感じはない。株をにらんで上下動しそうだ」(外為アナリスト)との声が聞かれた。
一方、ユーロ/スイスフランは0.9954フラン付近で推移。スイス国立銀行(中銀)がスイスフランの対ユーロ上限を撤廃したことで痛手を受けた金融機関が複数あるとされ、市場では、その影響を見極めたいとの声も聞かれる。 スイスのビドマーシュルンプフ財務相は、同国が混乱を乗り切ることは可能との見方を示し、相場は1ユーロ=1.10フラン前後に収束すると予想した。 同財務相は、現地紙のインタビューで「スイス経済は、今回の決定に対処することができると確信している。国内企業は上限が設定された2011年当時よりはるかに良好な状態にある」と述べた。
<08:51> 米10年債利回り低水準、ドルはボックス相場形成か
ドルは117.54円付近、米10年債利回り US10YT=RR は1.8308/1.8291%の気配。 米10年債利回りは16日につけた1.6980%から持ち直しているが、依然として2.00%を割り込んだ低水準となっている。市場では「金利がもう少し上がらなければドルが120円にしっかり乗せていく動きにはならない。本格的なリスクオンには距離があるので、115─120円のボックス相場が形成されそうな雰囲気だ」(国内金融機関)との声が出ていた。
<07:57> きょうの予想はドル116.90―117.90円、株にらみ方向出にくい
ドル/円は117.40円付近、ユーロ/ドルは1.1565ドル付近、ユーロ/円は135.78円付近。 きょうの予想レンジはドル/円が116.90―117.90円、ユーロ/ドルが1.1510─1.1610ドル、ユーロ/円が135.00―136.20円。
この日は米国がキング牧師生誕記念日の祝日で、手掛かり材料も少ない。東京時間は株価の動向をにらみながらの取引となりそうだ。「日経平均が高く始まって下値を支えそうだが、118円にしっかり乗せて上を追っていくにはエネルギーが足りない」(国内金融機関)との声が出ていた。 21日に日銀の金融政策決定会合の結果発表と総裁会見、22日に欧州中央銀行(ECB)理事会、25日にギリシャ総選挙と、週半ばから後半にかけて重要イベントを控えており、「週の前半は様子見ムードが出やすい」(同)という。
全スポットレート(ロイターデータ) FX= アジアスポットレート(同) AFX= 欧州スポットレート(同) EFX= クロス円レート(同) JPYX= クロス円の時系列レート(同) JPNU JPNX JPOA JPOD 通貨オプション FXVOL スポットレート(ロイター・ディーリング約定値) D4FX= スポットレート(RTFX) FX=RTFX スポットレート(日銀公表) TKYFX
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