個別銘柄戦略:ダブル・スコープやアンビスHDなどに注目

Fisco

発行済 2022年07月26日 09:08

25日の米株式市場でダウ平均は90.75ドル高(+0.28%)、ナスダック総合指数は-0.43%、シカゴ日経先物は大阪日中比55円高の27755円。
為替は1ドル=136.40-50円。
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインの稼働率が低下したことなどを背景に原油先物相場が上昇しており、INPEX (TYO:1605)や石油資源開発 (TYO:1662)が物色されそうだ。
一方、米経済指標の相次ぐ下振れを受けて信越化学 (TYO:4063)、コマツ (TYO:6301)、三菱マテリアル (TYO:5711)、商船三井 (TYO:9104)、日本製鉄 (TYO:5401)などの市況関連株が軟調となろう。

「ハリアー」の生産が間に合わず一部受注を取り消しと伝わっているトヨタ自 (TYO:7203)
をはじめ、ホンダ (TYO:7267)、日産自 (TYO:7201)などの自動車各社は足元の為替の円高進行も背景に軟調が続きそうだ。
一方、オーストラリアで鉄道運行システムを受注したと伝わった日立製 (TYO:6501)は好感されるか。
ほか、業績予想を上方修正したダブル・スコープ (TYO:6619)、アンビスHD (TYO:7071)、KOA (TYO:6999)、インソース (TYO:6200)、1対3の株式分割を発表したAbalance (TYO:3856)などには買いが期待できそうだ。

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