ロート薬 (TYO:4527):4445円(+615円)
大幅続伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は83億円で前年同期比37.8%増となり、通期計画は従来の280億円から300億円、前期比2.2%増に上方修正している。
日本セグメントが行動制限緩和による目薬の好調な販売で大幅増収となったほか、為替の円安効果なども支援となっているもよう。
年間配当金計画も従来の37円から40円に引き上げへ。
第1四半期の好進捗から一段の収益上振れなども想定される形へ。
マツダ (TYO:7261):1232円(+67円)
大幅続伸で高値更新。
前日に第1四半期決算を発表、営業損益は195億円の赤字となったが、先に観測報道が伝わっていることもあり、目先のあく抜け感にもつながっているもよう。
中国ロックダウンの影響や物流混乱による売上のずれ込み、環境規制関連引当金の計上などが収益悪化の背景となっている。
一方、第2四半期以降は生産が通常レベルに回復する見通しとし収益の急回復を想定、業績計画達成確度は高まったとの見方に。
住友林 (TYO:1911):2252円(+178円)
大幅反発。
前日に上半期の決算を発表、経常利益は936億円で前年同期比81.0%増益、市場コンセンサスを200億円程度上振れる着地となり、通期予想は従来の1350億円から1750億円、前期比27.0%増と、一転して2ケタ増益見通しに上方修正している。
米国における戸建・賃貸住宅の販売好調、円安効果などが業績上振れの主因に。
年間配当計画も従来の80円から125円まで幅に引き上げている。
ニッタゼラチン (TYO:4977):707円 カ -
ストップ高買い気配。
前日に第1四半期決算を発表、経常利益は8.7億円で前年同期比2.9倍となり、据え置きの上半期計画7億円、同0.5%増を大きく上回る着地となっている。
国内外でフードソリューション事業の売上高が増加したほか、海外で美容用コラーゲンペプチドの販売も伸長したもよう。
大幅な業績の上振れを織り込む動きが優勢となっているようだ。
メドピア (TYO:6095):1599円 ウ -
ストップ安売り気配。
前日に第3四半期決算を発表、4-6月期営業利益は0.4億円で前年同期比84.4%減と大幅減益になり、通期予想は従来の25億円から10億円、前期比43.9%減と一転減益見通しに下方修正している。
人件費の増加に加えて、新サービスの収益貢献ずれ込みなどが大幅減益や業績下振れの背景に。
想定外の収益急失速にネガティブサプライズが先行。
スパイダープラス (TYO:4192):676円(+57円)
大幅に続伸。
チェンジ (TYO:3962)と自治体のDX推進を目的に、業務提携に関する契約を締結したと発表している。
6月29日に発表した自治体DX推進に関する継続事項で、コミットメントレベルを一段高めることが地方自治体の創生やDXの加速化に繋がると判断し、業務提携に至った。
自治体への建設業界向けアプリ「SPIDERPLUS」導入を推進するほか、道路施設や公共施設の営繕業務の効率化、住民を巻き込んだ地域メンテナンスプラットフォームの共創などで協業する。
アクリート (TYO:4395):2048円(+30円)
大幅に3日ぶり反発。
ソフトバンク (TYO:9434)子会社のBBIX(東京都港区)からの協力を得て、国内直接接続で業界初となる片方向SMSによるコミュニケーションの利便性を向上させるサービスを開始したと発表している。
従来の携帯電話事業者3社(NTTドコモ、KDDI (TYO:9433)、楽天モバイル)に加え、ソフトバンク宛ての企業向けSMS送信元番号を共通化する。
ユーザーからSMSの送信元番号に電話を発信してもらいたいといったニーズに応えることが可能になるという。
フ ォーライフ (TYO:3477):1487円(+87円)
大幅に3日続伸。
9月30日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。
株式の投資単価当たりの金額を引き下げて投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
23年3月期の期末配当予想を34.00円から17.00円(前期末実績は33.00円)に変更するが、株式分割に伴うもので実質的な変更はない。
また、23年3月期第1四半期(22年4-6月)の営業利益は前年同期比39.0%減の1.24億円で着地した。
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