個別銘柄戦略:OLCやヤマトHDなどに注目

Fisco

発行済 2022年09月07日 09:06

6日の米株式市場でダウ平均は173.14ドル安(-0.55%)、ナスダック総合指数は-0.73%、シカゴ日経平均先物は大阪日中比20円安の27580円。
為替は1ドル=143.20~30円。
昨晩の間、予想を上回る米経済指標を受けてドル円は2円以上も円安・ドル高が進んだ。
円安進行を支援要因にホンダ (TYO:7267)、マツダ (TYO:7261)、SUBARU (TYO:7270)などが買われそうだ。
また、米10年債利回りが6月来の高水準まで上昇したことで運用益の拡大期待から東京海上HD (TYO:8766)、第一生命HD (TYO:8750)の保険株も選好されよう。
三菱UFJ (TYO:8306)
などの銀行株は景気後退懸念から米銀行大手株が下落していることで、金利高を相殺して軟調が予想される。
傘下の投資会社フォートレスの売却でアブダビ首長国の政府系ファンドと合意に近づいているとの報道で、ソフトバンクG (TYO:9984)は財務基盤強化として好感されそうだ。
ほか、東京ディズニーランド・シーで3年ぶりにクリスマスイベントを開催すると伝わっているOLC (TYO:4661)、8月小口貨物取扱実績が前年比+7.2%となったヤマトHD (TYO:9064)も堅調が見込まれる。
一方、日本経済新聞社とのインタビューにて郵船 (TYO:9101)の長沢仁志社長が「2022年末に向けて景気後退が避けられない。
コンテナ船の狂乱も今年いっぱいで平時に戻る」と述べたことで、海運株は売り優勢となりそうだ。
ほか、業績予想を下方修正したくら寿司 (TYO:2695)、株式の売出を発表したSGホールディングス (TYO:9143)も軟調が想定される。
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