NY債券:米長期債相場は反発、2-10年のイールドカーブは平坦化

Fisco

発行済 2022年09月24日 06:38

23日の米国長期債相場は反発。
2年-10年の利回り格差は2年債利回りが上昇したことで拡大した(イールドカーブの平坦化)。
2年債利回り2007年10月以来の水準。
米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的な利上げによって需要を抑制する方針を提示している。


CMEのFedWatchによると、23日時点で11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.75-4.00%となる確率は67%程度。
12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は65%程度。
10年債利回りは一時3.825%近辺まで上昇したが、3.657%近辺まで反落し、取引終了時点にかけて3.685%近辺で推移した。


イールドカーブは、フラットニング気配で推移。
2年−10年は-50.8bp近辺、2−30年は-59.0bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.20%(前日比:+8bp)、10年債利回りは3.68%(前日比-3bp)、30年債利回りは、3.61%(前日比:-3bp)で取引を終えた。


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