コーセー (TYO:4922):15220円(+870円)
大幅続伸。
前日に業績予想の上方修正を発表している。
22年12月期営業利益は従来予想の165億円から221億円、前期比実質41.0%増に引き上げ。
国内百貨店と化粧品専門店が引き続き好調に推移しているほか、タルトのホリデー商戦が好調に推移したことを上方修正の要因としている。
第3四半期決算時には200億円から165億円に下方修正していたこともあって、修正前水準も上回る上方修正にはポジティブなサプライズ。
資生堂 (TYO:4911):6647円(+160円)
続伸。
22年12月期収益予想の上方修正を発表している。
コア営業利益は従来予想の400億円から510億円、前期比19.9%増に引き上げ。
費用コントロールや構造改革効果、為替の影響もプラスとなり、国内や中国での売上下振れを十分に吸収する形となったようだ。
第3四半期決算時には複数の業績下振れ要因なども指摘されていたため、大幅上方修正にはポジティブなインパクトも。
なお、決算発表は10日の予定。
日清食HD (TYO:2897):11090円(+410円)
大幅続伸。
前日の取引時間中に第3四半期決算を発表、その後は買い優勢となったが、本日も上値追いの動きが一段と強まる格好に。
10-12月期のコア営業利益は230億円で前年同期比4割強の増益となり、通期予想は従来の520億円から570億円に上方修正。
米国事業が急改善する形になっている。
年間配当金も130円から140円に引き上げ。
6月からの国内即席麺再値上げも発表しており、来期業績への期待感にもつながっている。
JFE (TYO:5411):1562円(-138円)
大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期税前利益は326億円で前年同期比70.6%減益となり、通期予想は従来の2400億円から2138億円、前期比45.0%減に下方修正している。
国内建材需要減少による鉄鋼の減産が主因となる。
未定としていた年間配当金は80円としており、業績とともに市場コンセンサスを下振れへ。
前日終値ベースでの配当利回りは4.7%となる。
本日は日本製鉄なども連想感で売りが優勢に。
岩崎電 (TYO:6924):2896円 カ -
ストップ高買い気配。
前日にMBOの実施を発表している。
投資会社であるカーライルグループが、同社株の取得を目的に設立したコスモHDが1株4460円でTOBを実施する。
TOB価格は前日終値に対して86.1%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きが強まる状況に。
TOB期間は2月7日から3月22日まで。
スマサポ (TYO:9342):1961円(+84円)
大幅に続伸。
小田慎三社長がラジオ番組の音声プラットフォームにゲスト出演したと発表している。
小田社長は不動産賃貸業界に焦点をあてながら、スマサポのソリューションサービスと入居者アプリ「totono」を活用したDX推進について言及したという。
同アプリは不動産管理会社と入居者のコミュニケーションツール。
番組出演が拡販につながるとの期待から買いが入っているようだ。
ビープラッツ (TYO:4381):1465円(+300円)
ストップ高。
ソフトバンク (TYO:9434)子会社のSB C&S(東京都港区)と業務提携に関する合弁契約を締結すると発表している。
同社子会社の第三者割当増資引受による合弁会社の組成が前提。
合弁会社の名称は「ITplace」(同)で、出資比率はSB C&Sが90%、ビープラッツが10%。
提携により、サブスクリプション商材と販売するためのプラットフォームを一体でサービス提供することが可能になるとしている。
エディア (TYO:3935):702円(-16円)
反落。
東証から新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。
選定日は7日で、同日売買分から実施。
エディア株は東証グロース市場の制度信用銘柄に選定済み。
同社は「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な株価形成に資するもの」とコメントしている。
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