*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:セルインメイとなれば業績相場で動く株に注目すべし!【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年5月8日10時に執筆
今年も5月「セルインメイ(Sell in May)」の季節がやって来ましたな。
アノマリーと言われる過去の経験則から導かれた有名な格言です。
しかしながら過去のデータを見ると、必ずしも5月に株価が下がるという訳では無いような…今年はどうなるのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
セルインメイと言われる中、5月2日の日経平均は29278円(高値)を付けました。
昨年8月の高値である29222円をついに上回り、上昇期待も高まって参りました。
大台の3万円を目前にしてセルインメイで売られてしまうのか…強気の地合いでも不穏なムードも漂っております。
これまで日経平均はボックス相場のように3万円台付近で下落へ向かうパターンが見られました。
米ファーストリパブリック銀行の破綻など、金融不安も完全に解決したわけでは無さそうですので、ネガティブなニュースへの警戒を怠ってはいけませんな。
ただ、相場全体の地合いが悪くなったとしても、個別では強含む銘柄も存在しております。
GWを経過して、これから夏の行楽シーズンへ突入します。
植田新総裁の就任会見でも量的緩和は継続する方針を確認できましたので、安定した円安基調はインバウンドを呼び込む要因になるはずです。
さらに新型コロナの水際措置の緩和や全国旅行支援の継続など合わされば、旅行・レジャー関連だけでなく、飲料やアイスなどを含む消費活動が拡大するでしょうな。
その他、海外情勢の突発的なリスクが顕在化しない限り、あたくしとしては日本の相場は強気と見ております。
ただし、強気ムードが急転した場合に備えて、好業績の銘柄に絞り込むのが得策と言えそうですな。
ライブ配信サービス「ふわっち」を運営するjig.jp (TYO:5244)は、4月26日の上方修正後に底値から急動意しました。
プログラミング専用こどもパソコン「IchigoJam」を提供する「こどもパソコン事業」なども展開しており、トレンド転換できるか監視中です。
ケチャップやトマトジュース等でお馴染みのカゴメ (TYO:2811)は、個人投資家にもファンが多い事で知られております。
4月28日の決算が好調で窓を開け動意すると、年初来高値を更新しました。
決算後のチャートも監視を強めていきたいですよ。
フリマアプリを手掛けるメルカリ (TYO:4385)は、4月28日の決算発表後に75日・200日線を一気に上抜きましたな。
23年6月期の経常は過去最高益を更新する予想であり、これから中長期で強気のチャートを築けるか…。
フリマアプリ事業からフィンテック関連への投資も目立ち、金融分野でも頭角を現すか注視したいです。
トヨタ系のゴム・合成樹脂部品メーカーである豊田合成 (TYO:7282)は、PBR1倍割れ銘柄として思惑がありますな。
さらに同社は「ペロブスカイト太陽電池」を開発するエネコートテクノロジーズ社に出資しており、脱炭素関連のテーマとしてもチェックです。
化粧品大手のポーラ・オルビスHD (TYO:4927)は、4月28日の決算後に窓を開け動意しました。
アフターコロナで化粧品の需要拡大に加えて、中国を中心としたインバウンド関連としても注目しておりますよ。
最後は夏に向けてアイス・デザート需要が拡大するのでは…という思惑から森永製菓 (TYO:2201)と雪印メグミルク (TYO:2270)をピックアップしてみました。
どちらも業績期待を伴っていますので決算後のチャートがどうなるか監視を強めておりますよ。
インバウンドの増加もあり、観光地にある飲食店や食料品の売上高も期待できるでしょうねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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