*11:58JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ザッパラス、タキヒヨー、ジャパニアスなど
ザッパラス (TYO:3770):423円(+80円)
ストップ高。
KADOKAWAと「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携検討で合意を締結したと発表している。
紹介した占い師が書籍等の企画、監修、編集を行い、KADOKAWA は当該書籍等を出版することに協力すること、すでに書籍等の出版をしている占い師に関するデジタルコンテンツの企画、制作、運営などを行うこと、ニコニコチャンネルにおいて占いカテゴリーを強化することなどを協議していくようだ。
SUMCO (TYO:3436):2090.5円(+112.5円)
大幅反発。
経済産業省では同社が佐賀県に新設するシリコンウエハー工場に750億円を補助すると報じられている。
2250億円を見込んでいる投資総額の3分の1にあたる規模となる。
半導体製造に欠かせない素材を国内で量産することが経済安保上、必要だと判断したようだ。
先に経済産業省ではJSRの買収も発表しており、世界的にも強みを持つ半導体素材を囲い込む動きの一環とも捉えられる。
タキヒヨー (TYO:9982):1225円(+135円)
大幅続伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は4.2億円で前年同期比5億円の損益改善となっており、据え置きの通期計画4億円、前期比4.2倍を超過する状況となっている。
売上は横ばいにとどまったものの、選別受注の強化や生産プロセスの見直しなどが奏効して、粗利益率が改善したもよう。
収益回復基調持続の確認に加えて、業績の大幅な上振れなども期待する動きが先行へ。
ウエルシアHD (TYO:3141):2780円(-322円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は74億円で前年同期比4.3%減となり、会社計画86億円に未達となっている。
コロナ関連商材の減少などで粗利益率が低下したもよう。
会社計画値は楽観的ともみられていたが、市場コンセンサスも5億円程度下回っている。
会社側の通期計画は480億円、前期比5.2%増で据え置きへ。
足元ではやや期待感も優勢になりつつあっただけに、ストレートにネガティブな反応が強まる。
コスモス薬品 (TYO:3349):16005円(+1090円)
大幅続伸。
前日に23年5月期の決算を発表、営業利益は301億円で前期比1.1%増となり、従来計画線での着地となっている。
期末配当金は従来計画42.5円を57.5円にまで引き上げ。
一方、24年5月期は302億円で同0.2%増の見通しとし、年間配当金は前期比20円増の120円を計画。
営業利益はコンセンサスを下回るが、毎回横ばい計画を示す傾向にあり、ネガティブには捉えられていない。
同時に発表した6月の月次動向などもポジティブ視。
ジャパニアス (TYO:9558):3325円(+501円)
ストップ高。
23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の営業利益を前年同期比56.3%増の3.90億円と発表している。
先端エンジニアリング事業でオンサイト型開発支援業務、受託開発業務とともに好調に推移した。
稼働率の改善などで売上総利益率が向上したことも大幅増益に寄与した。
通期予想は前期比22.3%増の7.47億円で据え置いた。
進捗率は52.2%となっている。
メタリアル (TYO:6182):1924円(+60円)
大幅に5日ぶり反発。
グループ会社のMATRIX(東京都千代田区)が、AIが様々な悩みや不安に対して仏教的観点から回答する「AI仏陀」β版を公開したと発表している。
AI仏陀は、仏教の教えを基に様々な悩みに答える対話型AI。
今後、AI仏陀・AI先生・AIママ・AIホストなど様々なAIキャラクターと一緒にメタバース内で海外旅行に行ったり、楽しく過ごせたりするようになる予定という。
ラクオリア創薬 (TYO:4579):715円(0円)
朝高後、値を消す。
サブライセンス先企業であるインドネシアのKalbe社が、韓国のHKイノエン社を通じてライセンスした胃食道逆流症治療薬「tegoprazan」の製品販売をインドネシアで開始したと発表している。
tegoprazanは、ラクオリア創薬が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。
インドネシアでの販売開始により、tegoprazanの販売先は6カ国となった。
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