米国市場の調整継続を嫌気して、売り先行の展開となる可能性が高いだろう。 市場参加者の夏季休暇入りで売買も盛り上がりに欠ける展開へ。
決算発表は今週も本格化するが、先週の段階で主力銘柄の決算はほぼ一巡したとみられる。
全般的に個別では買い手掛かり材料不足の状況も想定される。
決算発表が本格化する新興市場などの中小型株に短期資金がシフトする余地も大きいと考えられる。
先週末の決算では、引き続き建設株に好決算が目立っている。
ＪＤＩ (TOKYO:6740)などにも買い安心感が先行する可能性は高い。
一方、保険の一角には投資判断格下げの動きなども観測されるもよう。
先週末にはＪＰＸ日経400リバランスが発表されている。
大方は想定どおりと見られるほか、思惑外れとなった銘柄でも、ストレートな需給インパクトは限定的であることから、関連銘柄の動きは大きくないと考える。