NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはフラットニング

Fisco

発行済 2023年09月09日 06:29

更新済 2023年09月09日 06:45

*06:29JST NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはフラットニング 8日の米国長期債相場は弱含み。
今月19-20日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、良好な経済データが増えた場合、年内にもう一度金利を引き上げる可能性は残されており、2年債利回りが主に上昇。
2年-10年などのイールドカーブはフラットニング。


CMEのFedWatchツールによると、8日時点で11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は45%程度。
12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は44%程度。
10年債利回りは4.258%近辺から4.209%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて反転し、4.264%近辺で推移。


イールドカーブはフラットニング気配。
2年-10年は-72.10bp近辺、2-30年は-65.00bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.99%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.26%(前日比+2bp)、30年債利回りは、4.34%(前日比:0bp)で取引を終えた。


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