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米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら買戻しも

発行済 2023-10-03 13:37
更新済 2023-10-03 13:45
© Reuters.
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*13:37JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら買戻しも (13時20分現在)

S&P500先物      4,320.50(-3.75)
ナスダック100先物  14,974.25(-10.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は40ドル安。
長期金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。



2日の主要3指数はまちまち。
ナスダックは4日続伸、S&Pは反発とそれぞれプラスを確保したが、ダウは74ドル安の33433ドルと続落で引けた。
この日発表されたISM製造業景況感指数が回復傾向を強め、節目の50に接近。
また、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は物価安定の重要性に言及すると、引き締め観測による金利高で売り優勢の展開となった。
ただ、議会の予算協議を見極めるムードで終盤は売りが抑制された。



本日は下げ渋りか。
今晩発表の経済指標でJOLTS求人件数は前回を上回る見通しで、雇用情勢の改善が顕著になれば金融引き締め継続への懸念を増幅させる材料となるだろう。
自動車メーカーの労使交渉はこう着しているほか、議会の予算協議も進展せず、積極的な買いは手控えられそうだ。
ただ、今週発表の雇用関連指標はおおむね弱い内容とみられ、長期金利の一段高を抑えられればハイテク買いは続き相場を支える可能性はあろう。



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