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米国株見通し:下げ渋りか、インフレ高止まりも企業決算を注視

発行済 2024-01-11 13:44
更新済 2024-01-11 14:00
© Reuters.
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*13:44JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ高止まりも企業決算を注視 (13時30分現在)

S&P500先物      4,829.00(+8.75)
ナスダック100先物  17,003.25(+58.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は40ドル高。
長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


10日の主要3指数は伸び悩み。
終盤に失速しながらもプラスを確保し、ダウは170ドル高の37695ドルと反発で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)当局者から引き締め継続のスタンスが示されているが、市場は早期利下げ期待が根強い。
長期金利の低下を背景にハイテク中心に買いが入り、相場をけん引した。
ただ、週末にかけて発表されるインフレ指標を見極めようと、買いは一服。
また、企業決算を前に、取引は手控えられた。



本日は下げ渋りか。
今晩の12月消費者物価指数(CPI)は前年比で総合が+3.2%(11月+3.1%)、コア指数は∓3.8%(同+4.0%)と強弱まちまちの内容が予想される。
インフレ高止まりと市場が受け止めれば早期利下げ観測の後退で長期金利は上昇し、ハイテクを中心に利益確定や持ち高調整の売りが強まろう。
国債入札で金利高に振れる可能性も。
一方、明日から本格化する決算発表を前に、金融をはじめ調整の売り買いにとどまる。



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