米国株見通し:伸び悩みか、中東情勢や金融の業績を注視

Fisco

発行済 2024年01月16日 12:53

*12:53JST 米国株見通し:伸び悩みか、中東情勢や金融の業績を注視 (12時30分現在)

S&P500先物      4,799.50(-17.00)
ナスダック100先物  16,895.25(-74.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は110ドル安。
長期金利は上昇し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ


12日の主要3指数はまちまち。
ナスダックとS&Pは前日終値付近でもみ合いプラスで引けたが、ダウは118ドル安の37592ドルと3日ぶりに反落した。
この日発表された生産者物価指数(PPI)は予想より弱い内容となり、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを期待した買いが先行。
ただ、企業決算で金融の業績悪化が示され買いは後退。
また、英米軍による武装組織フーシ派への攻撃を受け週末に向け手仕舞う動きがみられた。



本日は伸び悩みか。
前週発表されたインフレ指標は伸びの鈍化が鮮明になり、早期利下げを見込んだ買いが入りやすい地合いに変わりはない。
今晩のウオラーFRB理事が引き締め継続に慎重姿勢を堅持すれば、金利安を背景とした買いが入りやすい。
ただ、中東情勢の不透明感で、リスクオフのムードにより売りが強まる可能性もあろう。
一方、企業決算が本格化し、金融セクターの業績が市場の期待を下回れば指数を押し下げるだろう。




アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存