*12:08JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):イオン九州、霞ヶ関キャピタル、アクセルMなど
イオン九州 (TYO:2653):2971円(+302円)
大幅続伸。
前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。
24年2月期営業利益は従来予想の79億円から104億円、前期単独比24.8%増に引き上げ。
直近の12月度、最大商戦となる年末年始期間においても既存店売上高が引き続き好調に推移、セルフレジや電子棚札、省力化什器等の導入による生産性向上などが上振れの背景に。
年間配当金は従来計画の28円から、特別配、記念配含めて50円にまで引き上げている。
桜ゴム (TYO:5189):2582円 カ -
ストップ高買い気配。
前日に24年3月期の業績上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の3.1億円から6.6億円、前期比55.3%増に引き上げ。
消防・防災事業において第1四半期に資機材販売の大口案件があったほか、航空・宇宙、工業用品事業においても航空・宇宙部門の補用品販売などが伸長したもよう。
また、業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の25円から50円、実質前期比25円増に引き上げている。
不二製油G (TYO:2607):2254円(-247.5円)
大幅反落で下落率トップ。
前日に24年3月期における特別損失の発生を発表している。
米ブラマー社において、買収時に想定していた事業計画を下回って推移する見通しとなったことから、のれんの追加的な償却費及び有形固定資産の減損損失を特別損失に計上するとしている。
それに伴い、通期最終利益は従来予想の160億円から65億円にまで下方修正。
米国事業の展開に対する先行き不透明感にもつながっているようだ。
霞ヶ関キャピタル (TYO:3498):11730円(+1240円)
大幅続伸で上昇率トップ。
大和証券では投資判断「1」を継続、目標株価を12500円から15600円にまで引き上げ。
投資目的での公募増資も実施され、次期中計においても高い利益成長が続く可能性が高まってきたと判断、適正バリュエーションを引き上げている。
10月の本決算発表時には、営業利益計画200億円以上の25年8月期計画が発表されると予想されるほか、あらためて25年8月期を1年目とする新中計が発表される可能性もあるとみている。
三菱UFJ (TYO:8306):1363.5円(+48.5円)
大幅続伸。
本日、銀行株は逆行高の展開となっている。
前日にかけて日銀金融政策決定会合が開催され、市場想定通りに金融緩和政策の据え置きが決定された。
展望レポートや日銀総裁会見にも大きなサプライズはなかった印象だが、国内債券市場で長期金利は0.7%台にまで上昇、およそ1カ月ぶりの高水準をつけている。
少なくても3月会合での政策修正を否定する状況にならなかったことで、あらためて今後の政策修正を意識する動きが先行へ。
Kudan (TYO:4425):975円(+9円)
大幅に3日続伸。
グローバル市場向けに事業を展開する日本のドローンソリューションプロバイダーが、自己位置認識・環境地図作成テクノロジー「Kudan Lidar SLAM(KdLidar)」を採用した製品の販売を決定したと発表している。
同製品はドローン搭載に加えて手持ちでも使用可能で、森林・土木現場・市街地などドローンだけでは包括的なデジタルマップを作成できなかった環境でも効率的な3次元測量が可能という。
アクセルM (TYO:3624):318円(+68円)
大幅に反発。
ユーザー情報(Cookie)に依存しないIDレスなターゲティングシステムを搭載した広告主向け広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」の提供を開始したと発表している。
近年はCookie利用の規制で従来のような広告効果を出しづらいケースが増加しているため、アクセルマークではこれまで蓄積した膨大な自社データと大規模言語モデル(LLM)を活用し、効果的な配信を可能にするロジックを構築したという。
売れるネット広告 (TYO:9235):882円(+29円)
大幅に3日ぶり反発。
新たな事業としてライブコマースやYouTube、SNSなどを利用したインフルエンサーマーケティング支援事業に注力するため、インフルエンサーチームを設立すると発表している。
これまで既存事業部で提供していたインフルエンサー関係のライブコマースやマーケティング・PRの支援強化などについて、社内の独立したチームが直接インフルエンサーと協業して運用・展開する。
事業開始は2月の予定。
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード