*12:21JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):オムロン、スクエニHD、キューブなど
内海造 (TYO:7018):4800円 ウ -
ストップ安売り気配。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は27.1億円で前年同期比3.8倍となり、通期予想は従来の7億円から20億円、前期比2.6倍に上方修正している。
ただ、上半期実績は26.9億円であったため、10-12月期は大きく修正水準が低下、1-3月期は赤字見通の形であり、修正幅は想定よりも限定的との見方に。
年間配当金も40円計画から100円に引き上げているが、配当利回りは依然低水準でポジティブな見方にはならず。
東精密 (TYO:7729):9790円(-495円)
大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は30億円で前年同期比59.8%減となり、市場予想の60億円を大きく下振れ。
半導体製造装置の受注高は202億円で前四半期比8%減、市場の想定をやや下回っているとみられる。
会社側では想定線の業績として、通期営業利益予想を245億円から250億円、前期比27.5%減にわずかに上方修正しているが、コンセンサス予想水準にまでは未達。
オムロン (TYO:6645):5551円(-996円)
大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は59.2億円で前年同期比81.0%減となり、市場予想を30億円程度下振れている。
7-9月期に続く大幅減益となっており、通期予想は従来の450億円から240億円、前期比76.2%減に大幅下方修正。
軟調なFA市況の影響からIABの下振れが下方修正の主要因となっている。
警戒感は強まっていた印象もあるが、修正幅の大きさは想定以上と捉えられている。
スクエニHD (TYO:9684):6335円(+426円)
大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は176億円で前年同期比15.1%増となり、135億円程度の市場予想を上回る着地になっている。
7-9月期に続いて減収ながら2ケタ増益の形に。
主要セグメントが総じて増益となっているが、とりわけ、TVアニメ放送開始の「薬屋のひとりごと」の大ヒットで出版事業の営業利益が大きく拡大し、HDゲームの収益も市場想定以上に拡大のもよう。
三菱UFJ (TYO:8306):1406円(-31円)
反落。
前日に第3四半期決算を発表。
10-12月期累計純利益は1兆2979億円で前年同期比3.8倍となり、据え置きの通期計画13000億円、前期比16.4%増をほぼ達成する状況となっている。
上半期の前年同期比4.0倍に対して、10-12月期も同3.3倍と拡大基調は継続する格好に。
ただ、ほぼ市場想定通りの着地とみられ、通期計画の修正や株主還元の変更がなかったことで、短期的な材料出尽くしと捉える動きが先行のようだ。
GEI (TYO:9212):640円(+21円)
大幅に続伸。
大王製紙 (TYO:3880)とともに新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から採択された「製紙産業素材を活用したバイオ燃料・樹脂原料等の商用生産に向けた研究開発・実証」事業で、23年度に1929万円、24年度に1億1350万円の補助金を交付するとの決定通知があったと発表している。
24年9月期、25年9月期の補助金収入に計上する予定。
Green Earth Instituteは、30年度まで補助金を受領する事業計画を立てている。
キューブ (TYO:7112):878円(+60円)
大幅に3日続伸。
1月の直営店売上高(速報)が全店ベースで前年同月比9.7%増(前月11.7%増)、既存店ベースで0.4%増(同0.4%増)になったと発表している。
全店は3カ月連続、既存店は2カ月連続のプラス。
春夏シーズンの開始に伴って投入した新商品の販売が実店舗・国内EC・海外ECのいずれでも順調なスタートを切ったことに加え、会員限定のクローズドセール実施などが奏効した。
HOUSEI (TYO:5035):516円(+16円)
大幅に3日ぶり反発。
子会社のアイード(東京都新宿区)が24年度春から全国の学習塾に対し、学習塾向け英検二次試験対策アプリ「英スピ」の提供を開始すると発表している。
本格リリースに先立ち、一部機能を体験できるトライアル導入先の募集を開始する。
英スピは英語スピーキングに特化しており、AI搭載で効率的・効果的に対策できるほか、トレーニングから模擬テストまでアプリで完結できるため、先生や生徒の負担を低減するとしている。
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