NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ開始時期は6月以降となる可能性高まる

Fisco

発行済 2024年02月17日 07:19

更新済 2024年02月17日 07:30

*07:19JST NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ開始時期は6月以降となる可能性高まる 16日の米国長期債相場は弱含み。
報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、「米国のインフレ率は目覚ましい進展を見せているが、安定した物価を確保するためにはまだやるべきことがある」との見方を示した。
この見解を受けて米国債利回りは強含みとなった。
全米企業エコノミスト協会(NABE)向けの講演原稿では「忍耐が必要なときに素早く行動する誘惑に負けず、経済が発展するにつれて機敏に対応できるよう準備する必要がある」との見方を伝えている。
利下げ開始時期は6月以降となる可能性が高まっている。


CMEのFedWatchツールによると、16日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は36%程度。
10年債利回りは4.234%近辺で取引を開始し、一時4.326%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.279%近辺で推移した。


イールドカーブはフラットニング気配。
2年-10年は-35.80bp近辺、2-30年は-20.30bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.64%(前日比:+6bp)、10年債利回りは4.28%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.44%(前日比:+3bp)で取引を終えた。


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存