注目銘柄ダイジェスト(前場):ヨシムラフード、東宝、ニデックなど

Fisco

発行済 2024年04月16日 11:36

*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ヨシムラフード、東宝、ニデックなど ヨシムラフード (TYO:2884):1341円(+109円)
大幅反発。
前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は24.3億円で前期比3.6倍となり、従来予想の15.7億円を大幅に上回る着地となっている。
ワイエスフーズのグループ化に加え、国内企業の価格改定や継続的な生産効率化の効果などが顕在化のもよう。
25年2月期も27.4億円で同12.9%増と2ケタ成長を想定、ワイエスフーズの連結化効果フル寄与などを見込んでいる。
なお、中国の禁輸に係る賠償金などは純利益の上振れ要因となる公算も。



東宝 (TYO:9602):5315円(+344円)
大幅続伸。
前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は593億円で前期比32.0%増となり、従来予想の500億円を大幅に上回る着地となっている。
期末配当金も40円計画から65円に引き上げ。
25年2月期営業利益は550億円で同7.2%減と減益ガイダンスであるが、保守的な傾向が強く、ネガティブに捉える動きは限定的。
また、発行済み株式数の2.29%に当たる400万株、240億円を上限とする自社株買い実施も発表している。



オリンパス (TYO:7733):2243円(+54.5円)
大幅続伸。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2300円から2850円に引き上げている。
ここまで相対的な株価の低パフォーマンスが続いたことで、割安感が拡大したと考えているもよう。
また、今後は事業基盤強化に向けた取り組みが一巡する中、内視鏡新製品が米国や中国での市場拡大の過程で、高い利益成長を見込めるとしている。



ニデック (TYO:6594):6743円(+392円)
大幅反発。
サーバー用の水冷モジュールを生産中のタイにおいて、CDUの生産ラインを増強し、キャパシティを現在の月産200台から6月までに月産2000台に拡大すると発表している。
今回の能力増強は米AIサーバーメーカーのSupermicro社への採用を受けてのもの、共同開発製品を生産予定としている。
今後も演算サーバーは、空冷式に対し格段に高い冷却能力を持つ水冷式の冷却システムが必須になるとみられ、同製品の成長期待高まる展開に。



住石HD (TYO:1514):1412円 カ -
ストップ高買い気配。
前日に24年3月期の業績上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の58億円から80億円、前期比2.1倍にまで引き上げ。
石炭販売量が堅調に推移したほか、豪州ワンボ炭鉱からの配当金が想定を上回ったことが上振れ要因に。
また、配当方針の変更を発表し、配当性向40%を目安にするとしている。
これに伴い、24年3月期年間配当金は従来計画の20円から60円にまで引き上げている。



ギックス (TYO:9219):1071円 カ -
ストップ高買い気配。
24年6月期の期末配当予想を従来の無配から27.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。
配当方針の変更によるもので、初配となる。
来期以降についても「1株当たり中間26.5円、期末27.0円の年間53.5円の普通配当を毎年継続的に実施する方針」という。
また、投資費用が当初の予想を超えることから、24年6月期の営業利益予想を従来の3.75億円から1.48億円に下方修正している。



マーキュリーRI (TYO:5025):555円(+25円)
大幅に続伸。
8万株(0.56億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。
発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は3.02%。
取得期間は16日から9月30日まで。
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と役職員のインセンティブ等に備えた措置。
また、25年2月期の営業利益予想は、開発活動の効率化と外注費の削減で前期比23.2%増の0.70億円と見込む。
24年2月期は59.1%減の0.56億円で着地した。



247 (TYO:7074):344円(+5円)
反発。
いなよしキャピタルパートナーズ(東京都品川区)が株式公開買付け(TOB)を実施すると発表している。
TOB価格は1株につき350円で、TOB期間は16日から5月16日までの予定。
TOB成立後も上場は維持する方針。
トゥエンティーフォーセブンは賛同の意見を表明している。
また、いなよしキャピタルパートナーズ、同社子会社で教育産業のNOVAホールディングス(東京都品川区)などと資本業務提携契約を締結する。
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