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前場に注目すべき3つのポイント~自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応~

発行済 2024-05-09 08:54
更新済 2024-05-09 09:00
© Reuters.
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*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応
■LINEヤフー、24/3営業利益 33.8%減 2081億円
■前場の注目材料:トーヨーカネツ、大成建設と、工場の天井空間に搬送ロボ、原料・仕掛品を供給


■自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応

9日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が見込まれるものの、こう着感の強い相場展開になりそうだ。
8日の米国市場は、NYダウが172ドル高、ナスダックは29ポイント安だった。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁に続き、ボストン連銀のコリンズ総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景に米長期金利が上昇し相場の重荷となった。
ただし、米連邦準備理事会(FRB)による年後半の利下げ期待からの買いが継続し、NYダウは6営業日続伸となった。
シカゴ日経225先物は大阪比215円高の38425円。
円相場は1ドル155円50銭台で推移している。


シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。
ただし、日経225先物はナイトセッションで小動きであり、75日線水準での膠着だった。
自律反発は意識されるものの、積極的に買い上がる流れにはならないだろう。
昨日はトヨタ (TYO:7203)の決算に関心が集まるなか、発表直後の初動で4%を超える下落となり、その後は一時プラスに転じるなど、荒い値動きだった。
短期的な資金が中心であるため、初動で過剰反応をみせてきた銘柄に対しては、その後のリバランス狙いに向かわせそうだ。


また、昨日は不安定な相場展開ではあったが、決算発表がピークを迎えるなかで商いは膨らみづらく、SQを控えた先物市場の動向に振らされた影響もあったと考えられる。
本日も先物主導で仕掛け的な動きがありそうだが、SQ前で積極的に仕掛けてくる動きはなく、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンド狙いのスタンスになろう。


昨日の日経平均株価は25日線に上値を抑えられる形からの調整により、75日線を割り込んできた。
25日、75日線とのデッドクロスが接近しているなか、75日線も抵抗線として意識されてくる可能性があるため、積極的な上値追いは限られ、押し目を狙いたいところである。
そのほかは、決算を手掛かりとした個別対応が中心になりやすく、昨夕決算を発表したところでは、LINE ヤフー (TYO:4689)、コニカミノルタ (TYO:4902)、トレンド (TYO:4704)、マツダ (TYO:7261)、ヤマハ (TYO:7951)、USS (TYO:4732)、コカBJH (TYO:2579)、長瀬産 (TYO:8012)、ライオン (TYO:4912)、コーセー (TYO:4922)、ファンケル (TYO:4921)、TIS (TYO:3626)、ネットワン (TYO:7518)、富士急 (TYO:9010)、ラウンドワン (TYO:4680)などの動向が注目される。



■LINEヤフー、24/3営業利益 33.8%減 2081億円

LINEヤフー (TYO:4689)が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比8.5%増の1兆8146.63億円、営業利益は同33.8%減の2081.91億円だった。
売上収益は、2022年10月にPayPayを連結子会社化した影響に加えて、PayPayとPayPayカードを含むPayPay連結の成長に伴う戦略事業の増収、アスクルグループおよびZOZOグループの成長に伴うコマース事業の増収、アカウント広告の成長に伴うメディア事業の増収により、過去最高となった。



■前場の注目材料

・NYダウは上昇(39056.39、+172.13)
・1ドル=155.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38425、大阪比+215)
・SOX指数は上昇(4790.38、+5.50)
・VIX指数は低下(13.00、-0.23)
・米原油先物は上昇(78.99、+0.61)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請


・トヨタ自 (TYO:7203)前3月期、営業益5兆円、日本企業初の大台
・日本航空 (TYO:9201)グラハンの自動化加速、機体けん引・洗浄にリモコン式
・日産自 (TYO:7201)河西工業に資金支援へ、60億円規模検討
・LINE ヤフー (TYO:4689)情報漏えい対策150億円、経営体制も見直し
・TIS (TYO:3626)新中計、成長投資に1000億円、内外でM&A加速
・TIS (TYO:3626)ナッジと資本業務提携、クレカ参入向けサービス
・住友商事 (TYO:8053)マレーシアのクリニック買収、医療需要拡大に対応
・オムロン (TYO:6645)制御機器立て直し、構造改革に280億円計上
・アルプスアルパイン (TYO:6770)ロジスティードにアルプス物流株売却
・菊池製作所 (TYO:3444)グループのイノフィス、倉庫配送業務でアシストスーツ実証
・NTT (TYO:9432)携帯通信活用を提案、光回線新設コスト減、赤字抑制
・KDDI (TYO:9433)ソフトバンクと、5G網構築の協業範囲を全国に拡大
・富士通ゼネラル (TYO:6755)米社と協業、省エネ空調機で市場開拓
・大王製紙 (TYO:3880)愛媛に商用プラント、CNF複合樹脂年2000トン
・小松マテーレ (TYO:3580)新中計、成長投資3年で50億円、営業益250億円
・大林組 (TYO:1802)GX建機導入、今年度20トン級ショベル検証
・レゾナック (TYO:4004)技術開発組織に参画、半導体後工程自動化
・住友化学 (TYO:4005)4事業部門に再編、次世代成長モデル確立
・丸一鋼管 (TYO:5463)中国電から用地取得、ステンレス製品増強
・クラレ (TYO:3405)けい藻土・パーライト事業をフランス社に売却


☆前場のイベントスケジュール


・時間未定 中・4月輸出(前年比予想:+1.3%、3月:-7.5%)
・時間未定 中・4月輸入(前年比予想:+4.7%、3月:-1.9%) <ST>

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