ドミンゴ氏がLAオペラ総監督辞任、セクハラ告発で「責務果たせず」

Reuters

発行済 2019年10月06日 02:23

ドミンゴ氏がLAオペラ総監督辞任、セクハラ告発で「責務果たせず」

[ロサンゼルス 2日 ロイター] - スペインの世界的テノール歌手プラシド・ドミンゴ氏(78)が2日、ロサンゼルス(LA)オペラの総監督を辞任した。セクハラ行為の告発により、総監督を続けることが難しくなったと説明した。

ドミンゴ氏はLAオペラに宛てた文書で、自身に対する最近の告発により「わたしが愛してやまないLAオペラで責務を果たすことが難しくなった」と指摘。「汚名挽回に引き続き取り組む一方で、わたしが総監督を辞任し今後予定されている公演から降板することが、LAオペラにとって最善だと判断した」と述べた。