C・ノーラン監督最新作「テネット」の公開、8月12日に再延期

Reuters

発行済 2020年07月04日 09:29

更新済 2020年07月04日 11:31

[ロサンゼルス 25日 ロイター] - 米AT&T傘下のワーナー・ブラザーズは25日、7月31日に予定していたクリストファー・ノーラン監督のタイムサスペンス映画「テネット」の公開をふたたび延期すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大が理由で、同社は8月12日の公開を予定しているとの声明を発表した。

テネットは当初、7月17日の公開を予定していたが、31日に延期されていた。

米国では最近、複数の州で感染が急増、大半の映画館は感染拡大防止のため閉鎖を継続している。

ワーナーの広報担当者は、「当社は、映画館の準備が整い、保健当局の承認が得られ次第、テネットを映画館の大画面に登場させる方針」と述べた。

テネットは、映画館再開後に観客を呼び戻すと期待が寄せられている超大作の1つ。 デンゼル・ワシントンの息子のジョン・デービッド・ワシントンとロバート・パティンソンが主演するサイエンスフィクション(SF)スパイ映画だが、ストーリーの詳細はまだ明らかにされていない。ノーラン監督は、スーパーヒーロー映画「ダークナイト ライジング」やSFアクション映画「インセプション」などのヒットで知られる。