米、ウクライナの安全保障強化へ支援も ロシアの「無謀な行動」受け

Reuters

発行済 2021年05月06日 20:45

更新済 2021年05月07日 04:18

[キエフ 6日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は6日、訪問先のウクライナでゼレンスキー大統領と会談した。ロシアが「無謀で攻撃的」な行動をやめることを望むと述べ、米国がウクライナに対する安全保障上の支援強化を積極的に検討していると明らかにした。

ブリンケン長官は、ロシアが先月、ウクライナとの国境付近からの部隊撤退を発表したにもかかわらず、「脅威は残っている。ロシアは一部の部隊を撤退させたが、ウクライナとの国境付近に依然として大規模な部隊が残っている」と指摘。「ロシアには、そうしようと思えば、かなりの短期間で攻撃行為を行う能力がある」と述べた。